この記事は、ドイツ・ベルリンの8月の天気はどうか、気温はどのくらいになるのか、雨はどのくらい降るのか、どのような服装がよいのか、といったことを解説しています。
ベルリンの7月の天気と服装については、こちらの記事で解説しています。
ベルリンの9月の天気と服装については、こちらの記事で解説しています。
その他の月のベルリンの天気、気温、服装については、以下のリンクをご参照ください。
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ドイツ・ベルリンの8月の天気の特徴
6月や7月と同じく、8月はベルリン観光に最適のシーズンです。気温はおおむね20度台に達し、激しい雨もほとんどありません。
晴れている日が多いので、観光名所を訪れるばかりでなく、市内に数多くある緑豊かな公園でくつろぐこともできます。
ドイツ・ベルリンの8月の天気:気温
ドイツ・ベルリンの8月の気温の特徴は、寒暖の差が大きいことです。
最高気温が35度を超えることがある一方で、朝晩の最低気温は急激に10度台になることがよくあります。
ドイツ・ベルリンの8月の天気:2018年の気温の記録
2018年8月のベルリン中心南部テンペルホーフで観測された気温の記録をみてみましょう。参考リンク(ドイツ気象サービスDWD)
- 2018年8月の最低気温:10.6度
- 日最低気温平均:16.2度
- 日平均気温平均:22.2度
- 日最高気温平均:28.1度
- 2018年8月の最高気温:38.0度
2018年8月にも一度最高気温38度を記録していることから、8月のベルリンもかなり暑くなることが分かります。平均最高気温も25度を超えるため日中は暑く感じることが多く、平均最低気温も16度ですから朝晩でも寒いということは下旬にならなければあまりありません。
ドイツ・ベルリンの8月の天気:東京の気温との比較
日本と比較するため、2018年8月の東京の気温を気象庁のデータでみてみましょう。参考リンク(気象庁)。
- 日平均気温平均:26.7度
- 日最低気温平均:24.6度
- 日最高気温平均:32.5度
ベルリンは最高気温平均で東京より4度ほど低く、最低気温平均では10度以上も低くなっています。東京の8月と比べると涼しいと感じることが多いでしょう。
ドイツ・ベルリンの8月の天気:降水量と日照時間
ドイツ・ベルリンの8月の天気:2018年の降水量と日照時間の記録
2018年8月のベルリン・テンペルホーフで観測された降水量と日照時間の記録をみてみましょう。参考リンク(ドイツ気象サービスDWD)
- 月間降水量:6.5ミリメートル
- 最大日降水量:2.2ミリメートル
- 月間日照時間:271.0時間
1日の日照時間は8時間から9時間くらいです。8月初旬で日の出は午前5時半頃、午後9時頃まで外は明るい日が多いでしょう。2018年8月は雨が極端に少なかったようですが、平均でも雨の降る日は14日程度で平均降雨量は63ミリメートル程です。
紫外線はそれほど強くなく湿気もあまり感じません。
ドイツ・ベルリンの8月の天気:東京の降水量と日照時間との比較
日本と比較するため、2018年8月の東京の降水量と日照時間を気象庁のデータでみてみましょう。参考リンク(気象庁)。
- 月間降水量:86.5ミリメートル
- 月間日照時間:217.4時間
東京と比較するとベルリンの方が降水量は少なく日照時間は長いことから、乾燥して晴れていることが多いことがお分かりいただけるでしょう。
ドイツ・ベルリンの8月の天気:オススメの服装
ドイツ・ベルリンの8月の服装で注意すべきことは、暑いときと寒いときの両方の服装を用意しておくことです。
さらに強い日差しへの対策も準備しておくと万全です。
ベルリナーのファッションの特徴
— むぎこ@くらたび🇩🇪 (@kurasiro_o1) August 25, 2019
・黒が多い
・スニーカー or ペタンコ靴が多い
・ヒール履いてる人皆無
・へそだしスタイルが多い
・肩だしてる人も多い
・古着感ある服が多い
ヨーロッパあるあるだけど、おしゃれする時はめっちゃする。
ヒールは多分パーティー前に履き替えてる。歩く用ではない。
ドイツ・ベルリンの8月の服装:アウター
朝晩の気温が10度台になることがあるため、パーカやカーディガンは必ず用意しておかなければなりません。
下旬になってくると薄手のジャケットがあると万全です。
ドイツ・ベルリンの8月の服装:トップス
8月もまだ日差しが強いので明るい色のTシャツやワンピースが最適です。普段は黒が好きなベルリンの人達もこの時期はさすがに明るい色のものを着ています。
ドイツ・ベルリンの8月の服装:ボトムス
最高気温が30度以下であれば薄手の長ズボンやスカートで充分です。
日中30度を超えるようなときは短パンが涼しくてよいでしょう。
最近はベルリンの女性もスカートを履くようになってきました。スカートの下は素足という方も多く見られます。
ドイツ・ベルリンの8月の服装:その他
7月と同じく強い日差しを避けるため帽子とサングラスを用意しておいたほうがよいでしょう。特に黒い髪は日光を吸収しやすいので帽子は必須です。
郊外にピクニックに行く場合には、麦わら帽子のような街なかでかぶらない帽子もオススメです。
ドイツ・ベルリンの8月の天気:注意すべきこと
ドイツ・ベルリンの8月上旬はまた日差しが強いため、日中屋外を歩くことが多い場合には、日焼け止めクリームが必須です。
1日中強い日差しにさらされていると、後で皮膚がむけるほど日焼けすることがあります。
一方で8月下旬になりますと、急速に秋らしくなってくることがありますから、寒さに対する備えも忘れないでください。