この記事は、ドイツ・ベルリンの1月の天気はどうか、気温は何度くらいになるのか、雨はどのくらい降るのか、どのような服装がよいのか、といったことを解説しています。
ベルリンの12月の天気と服装については、こちらの記事で解説しています。
ベルリンの2月の天気と服装については、こちらの記事で解説しています。
その他の月のベルリンの天気、気温、服装については、以下のリンクをご参照ください。
1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月
ドイツ・ベルリンの1月の天気:特徴
ベルリンの1月は非常に寒い月です。朝は霜が降り、雪が積もることもあります。
曇りがちで雨の降ることも多いので、防寒防水を重視した服装が必要です。ドイツ・ベルリンの1月の天気:気温
ベルリンの1月の平均気温はマイナス1度で最低気温は氷点下の日が多くあります。
最高気温も10度を上回ることはほとんどありません。
2019年の気温の記録
2019年1月のベルリン中心南部テンペルホーフで観測された気温の記録をあげます。参考リンク(ドイツ気象サービスDWD)
- 2019年1月の最低気温:-6.9度
- 日最低気温平均:-0.7度
- 日平均気温平均:1.7度
- 日最高気温平均:3.8度
- 2019年1月の最高気温:8.7度
2019年1月のベルリンは平年よりは暖かく、最低気温の平均もマイナス0.7度でした。
それでもマイナス7度近くまで冷え込んだ日もありましたから、寒さへの用心が肝心です。
最高気温が10度を上回った日は一日もありませんでした。
東京の気温との比較
日本と比較するため、2019年1月の東京の気温を気象庁のデータでみてみましょう。参考リンク(気象庁)。
- 日最低気温平均:1.4度
- 日平均気温平均:5.6度
- 日最高気温平均:10.3度
東京と比較すると、ベルリンは平均気温で4度近く、最高気温の平均では7度近く低く、かなり寒いことが分かります。
ドイツ・ベルリンの1月の天気:降水量と日照時間
1月のベルリンは曇りがちで雨が多いです。平均降水量は42ミリメートルで、降雨日数は15日です。
日照時間も天気の良い日で2時間ほどです。
2019年の降水量と日照時間の記録
2019年1月のベルリン・テンペルホーフで観測された降水量と日照時間の記録をみてみましょう。参考リンク(ドイツ気象サービスDWD)
- 月間降水量:47.5ミリメートル
- 最大日降水量:8.6ミリメートル
- 月間日照時間:46.7時間
2019年1月のベルリンの月間降水量は平年を上回って、47.5ミリメートルでした。
月間日照時間も12月よりはわずかに増えますが、それでも50時間以下です。
東京の降水量と日照時間との比較
日本と比較するため、2019年1月の東京の降水量と日照時間を気象庁のデータでみてみましょう。参考リンク(気象庁)。
- 月間降水量:16.0ミリメートル
- 月間日照時間:222.2時間
1月は東京の方がベルリンより降水量が少ないです。日照時間もベルリンの5倍近くあります。
ドイツ・ベルリンの1月の天気:オススメの服装
ベルリンの1月の服装は日本でたとえると、北国の厳寒期の服装になります。
雨や雪の降る日が多いので、裏地付きで防水加工の施されたコートがあると便利です。
アウター
厚手のコート、ダウンコート、マウンテンパーカー、モッズコートといった厳寒期の服装が標準です。
腰が冷えるので長い丈のものがよいでしょう。
トップス
厚手のセーターがメインになります。パーカー、フリースも暖かくてよいです。ベルリンの人は黒を着ることが多いです。
薄手のセーターの下にはヒートテックなどを着て、体温を逃さないようにしましょう。
ボトムス
ジーンズ、スラックス、スパッツ、スカートに厚手のレギンズがよく見られます。
寒いのでジーンズやスラックスの下にはタイツ・レギンズをはきます。
靴
朝晩は霜が降りて道路は滑りやすくなっています。
雪や雨が降ったあとも、気温が低いので道はいつまでも乾かず、ぬかるんだり濡れたままです。
靴はブーツやスノートレッキングシューズなどの、防水加工の施された、滑りにくい靴が必要です。
その他
とにかく寒いので、耳まで隠れるニット帽、厚手のマフラー、厚手の手袋は外出時の必需品です。
雨や雪も降りますから、折りたたみ傘はいつでも用意しておきましょう。
足元と寒さに注意してベルリンの冬を楽しもう
この記事では、1月のドイツ・ベルリンの天気と気温、旅行外出時の服装について気象統計データをもとに解説しました。
1月のベルリンはとても寒く日も短いので、人出が少なくなります。落ち着いて美術館を訪問したり、冬のセールでショッピングを楽しむチャンスでもあります。
足元と寒さ対策に留意して、新年にベルリン観光というのはいかがでしょうか。