この記事は、ドイツ・ベルリンの2月の天気はどうか、気温は何度くらいになるのか、雨はどのくらい降るのか、どのような服装がよいのか、といったことを解説しています。
ベルリンの1月の天気と服装については、こちらの記事で解説しています。
ベルリンの3月の天気と服装については、こちらの記事で解説しています。
その他の月のベルリンの天気、気温、服装については、以下のリンクをご参照ください。
1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月
ドイツ・ベルリンの2月の天気:特徴
ベルリンの2月はまだ非常に寒いです。お日様もあまり顔を出さず曇りがちで、雪の降ることもあります。厚手のコート、雪の中でも歩けるブーツ、傘はマストです。
3月が近づいてくると気温は少し上昇し、春の兆しが見え始めます。
ドイツ・ベルリンの2月の天気:気温
ベルリンの2月の気温はまだとても低いです。
平均気温は1度、最低気温もマイナス2度くらいになります。
最高気温も平年は3度前後で10度に達することはまずありません。
2019年の気温の記録
2019年2月のベルリン中心南部テンペルホーフで観測された気温の記録をあげます。参考リンク(ドイツ気象サービスDWD)
- 2019年2月の最低気温:-3.8度
- 日最低気温平均:1.2度
- 日平均気温平均:5.2度
- 日最高気温平均:9.5度
- 2019年2月の最高気温:16.7度
2019年2月のベルリンは平年より暖かかったです。珍しく最高気温が15度を超えた日がありました。
一方で最低気温はマイナス4度近くまで下がっていますから、朝晩の冷え込みは厳しいです。
東京の気温との比較
日本と比較するため、2019年2月の東京の気温を気象庁のデータでみてみましょう。参考リンク(気象庁)。
- 日最低気温平均:3.3度
- 日平均気温平均:7.2度
- 日最高気温平均:11.6度
ベルリンの気温が平年に比べて高かったので、東京と比べても2度くらいしか違いません。
この範囲内ならば東京より少し寒いかな、という程度です。
ドイツ・ベルリンの2月の天気:降水量と日照時間
2月の平均降水量は34ミリメートル、降雨日数は12日です。雨や雪の日がまだ多いです。
ベルリンの2月の日照時間は平均3時間程度ですが、晴天の日はもっと長くなります。
2019年の降水量と日照時間の記録
2019年2月のベルリン・テンペルホーフで観測された降水量と日照時間の記録をみてみましょう。参考リンク(ドイツ気象サービスDWD)
- 月間降水量:19.7ミリメートル
- 最大日降水量:11.3ミリメートル
- 月間日照時間:113.0時間
2019年2月のベルリンは天気がよく、降雨量は平年以下、日照時間も100時間を上回っています。
雪もほとんど降りませんでした。
東京の降水量と日照時間との比較
日本と比較するため、2019年2月の東京の降水量と日照時間を気象庁のデータでみてみましょう。参考リンク(気象庁)。
- 月間降水量:42.0ミリメートル
- 月間日照時間:138.0時間
天気のよかったベルリンですが、それでも東京の方が日照時間は20%ほど多いです。
1月に比べると大分明るくなりますが、3月以降にならないと本格的に春らしくはなりません。
ドイツ・ベルリンの2月の天気:オススメの服装
ベルリンの2月の服装は、日本では北国の冬の服装です。
雨や雪の日がかなりあるので、暖かいばかりでなく、防水加工の施された厚手のコートがあると便利です。
アウター
裏地のある厚手のコート、ダウンコート、マウンテンパーカー、モッズコートが標準です。腰が冷えるので長い丈のものがよいでしょう。
2月の下旬頃から、晴れた日は革ジャンでもよくなります。
トップス
厚手のセーター、パーカー、フリースがメインになります。春が近づいてくるので、そろそろ明るい色のものが着たくなります。
薄手のセーターの下にはヒートテックなどを着て、体温を逃さないようにしましょう。
ボトムス
ジーンズ、スラックス、スパッツが多いです。スカートに厚手のレギンズも多く見られます。
まだ寒い日が多いので、ジーンズやスラックスの下にはレギンズをはきます。
靴
霜や雪、雨などで道路は滑りやすくなっています。ブーツやトレッキングシューズなどで、滑りにくい靴にゴアテックスなどの防水加工がされているものが便利です。
その他
まだ春は遠いので耳まですっぽり入るニット帽、顔を覆える厚手のマフラー、手袋は手放せません。
雨や雪もかなり降りますから、傘も常時用意しておきましょう。
暖かい服装で冬の散歩やカーニバルを楽しもう
この記事では、2月のドイツ・ベルリンの天気と気温、旅行外出時の服装について気象統計データをもとに解説しました。
ドイツ人の中には、晴れた冬の日の散歩を好む人が多くいます。凍りついた池や湖でスケートを楽しんだり、郊外の緑地の斜面でそりやスキーをする人も多いです。
2月はカーニバルの季節で、2019年はクアフュルステンダムのカーニバル行列こそ残念ながら中止になったものの、その他のベルリンの地域では色々な催しが行われます。
日が長くなってくるので、寒さの気にならない方は、屋外観光はいかがでしょうか。