この記事は、ドイツ・ベルリンの5月の天気はどうか、気温は何度くらいになるのか、雨はどのくらい降るのか、どのような服装がよいのか、といったことを解説しています。
ベルリンの4月の天気と服装については、こちらの記事で解説しています。
ベルリンの6月の天気と服装については、こちらの記事で解説しています。
その他の月のベルリンの天気、気温、服装については、以下のリンクをご参照ください。
1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月
ドイツ・ベルリンの5月の天気:特徴
5月になるとベルリンは晴れの日が増えて、1日の日照時間も長くなります。屋外での活動が楽しくなります。
ベルリンの5月は温暖で雨もほとんど降りません。
ドイツ・ベルリンの5月の天気:気温
ベルリンの5月の平均気温は14度で、屋外観光をするのに適した温度になります。
平均最高気温は19度、平均最低気温は8度です。5月でも最低気温が5度を切ることがありますから、朝晩は注意が必要です。
2019年の気温の記録
2019年5月のベルリン中心南部テンペルホーフで観測された気温の記録をあげます。参考リンク(ドイツ気象サービスDWD)
- 2019年5月の最低気温:1.1度
- 日最低気温平均:7.7度
- 日平均気温平均:13.2度
- 日最高気温平均:18.1度
- 2019年5月の最高気温:26.1度
2019年5月のベルリンの気温は平年並みでした。
寒暖の差が大きく、最低気温が1度になった日もあれば、最高気温が25度を超えた日もありました。
東京の気温との比較
日本と比較するため、2019年5月の東京の気温を気象庁のデータでみてみましょう。参考リンク(気象庁)。
- 日最低気温平均:15.3度
- 日平均気温平均:20.0度
- 日最高気温平均:25.3度
ベルリンは東京よりも平均気温で約7度低いので、東京と比べるとベルリンの5月は肌寒く感じられます。
ドイツ・ベルリンの5月の天気:降水量と日照時間
ベルリンの5月は雨の降ることが比較的多く、月間降水量の平均値は55ミリメートルで、降雨日数は14日です。
6月が近づくにつれて日の出ていることも多くなり、1日の日照時間は9時間に達します。
2019年の降水量と日照時間の記録
2019年5月のベルリン南西部ダーレムで観測された降水量と日照時間の記録をみてみましょう。参考リンク(ドイツ気象サービスDWD)
- 月間降水量:39.0ミリメートル
- 最大日降水量:11.5ミリメートル
- 月間日照時間:195.7時間
2019年5月のベルリンの降水量は平年より少なく、40ミリメートルを切りました。
晴天の日は例年より少ない印象で、月間日照時間は200時間を切っています。
東京の降水量と日照時間との比較
日本と比較するため、2019年5月の東京の降水量と日照時間を気象庁のデータでみてみましょう。参考リンク(気象庁)。
- 月間降水量:120.5ミリメートル
- 月間日照時間:229.4時間
ベルリンの月間降水量は東京の同じ時期に比べて3分の1で、乾燥していることが分かります。
月間日照時間は東京の方が30時間以上長く、5月ですと東京のほうがベルリンよりも日の出ていることが多いです。
ドイツ・ベルリンの5月の天気:オススメの服装
ベルリンの5月の服装は東京で言えば、4月の服装です。
基本的には春から初夏の服装になりますが、急に冷え込むことがあるので暖かい服も用意したほうが無難です。
気温の変化に合わせて柔軟に脱ぎ着ができる組み合わせが一番です。
アウター
長袖シャツ一枚ではまだ寒い日が多いのでジャケット、ダウンジャケット、パーカーが必要です。
トップス
薄手のセーター、フリース、長袖シャツ、ブラウスが基本になります。
急に暑くなったときのために半袖シャツも準備しましょう。
ボトムス
ジーンズ、スラックス、スパッツが多いです。スカートにストッキングも見られるようになります。
靴
スニーカーか春物ブーツで大丈夫です。
その他
朝晩の肌寒いときにそなえて、スカーフを用意していおくとよいでしょう。
日差しも強くないので帽子も特に必要ありません。
雨の降る日は少ないのですが、急に降り出すことに備えて折りたたみ傘は持っていたほうが便利です。
一気に初夏を迎える
この記事では、5月のドイツ・ベルリンの天気と気温、旅行外出時の服装について気象統計データをもとに解説しました。
ベルリンの気候は大体5月の終わりから6月にかけて、日本で言えば春から初夏に一気に変わっていきます。屋外の楽しいイベントも始まります。
服装も柔軟に寒暖に対応して、ベルリンの初夏を楽しみましょう。