この記事は、ドイツ・ベルリンの10月の天気はどうか、気温は何度くらいになるのか、雨はどのくらい降るのか、どのような服装がよいのか、といったことを解説しています。
ベルリンの9月の天気と服装については、こちらの記事で解説しています。
ベルリンの11月の天気と服装については、こちらの記事で解説しています。
その他の月のベルリンの天気、気温、服装については、以下のリンクをご参照ください。
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ドイツ・ベルリンの10月の天気:特徴
ベルリンの10月の天気は穏やかです。平均気温は12〜13度で、雨も11月よりは少ないです。ベルリンは都会なので建物が多く暖気を保存しますから、他の地方よりは暖かく感じます。
10月下旬まではまだ夏時間で、夕方になっても明るいので、屋外観光を快適に楽しめる最後の時期になります。
ドイツ・ベルリンの10月の天気:気温
ベルリンの10月の平均気温は東京よりも8度くらい低いので、肌寒く感じられます。中旬以降は東京で言えば、11月から12月の感覚です。
2018年10月の気温の記録
2018年10月のベルリン中心南部テンペルホーフで観測された気温の記録をあげます。参考リンク(ドイツ気象サービスDWD)
- 2018年10月の最低気温:2.4度
- 日最低気温平均:6.8度
- 日平均気温平均:11.7度
- 日最高気温平均:16.8度
- 2018年10月の最高気温:25.7度
最低気温の平均が10度を切っています。朝晩は6度くらいまで冷え込みます。
最高気温はたまに20度を超えて暖かくなる日もありますが、平均では17度くらいです。
東京の気温との比較
日本と比較するため、2018年10月の東京の気温を気象庁のデータでみてみましょう。参考リンク(気象庁)。
- 日最低気温平均:15.8度
- 日平均気温平均:19.1度
- 日最高気温平均:23.0度
ベルリンの最高気温の平均が東京の最低気温の平均と1度しか違わないことからも、10月になるとベルリンのほうが早く寒くなることが分かるでしょう。
ドイツ・ベルリンの10月の天気:降水量と日照時間
ベルリンで10月は比較的雨の少ない月です。降水量は平均36ミリメートルで、雨の振る日は12日くらいです。雨は降ったとしてもすぐやみます。
1日の日照時間は4時間から5時間です。10月初旬で日の出は午前7時過ぎ、日没は午後6時45分ころです。
2018年の降水量と日照時間の記録
2018年10月のベルリン・テンペルホーフで観測された降水量と日照時間の記録をみてみましょう。参考リンク(ドイツ気象サービスDWD)
- 月間降水量:16.5ミリメートル
- 最大日降水量:7.4ミリメートル
- 月間日照時間:165.2時間
2018年10月は雨の少ない月でした。日照時間も東京を上回っています。
東京の降水量と日照時間との比較
日本と比較するため、2018年10月の東京の降水量と日照時間を気象庁のデータでみてみましょう。参考リンク(気象庁)。
- 月間降水量:61.5ミリメートル
- 月間日照時間:139.0時間
東京も10月は雨が少ないですが、ベルリンはそれをさらに下回っており、ベルリンの方が乾燥していることが分かります。
ドイツ・ベルリンの10月の天気:オススメの服装
ベルリンの10月の服装は東京では11月頃の服装になります。
上着、靴ともに内綿はまだ必要ありません。
アウター
暖かい日は薄手のジャケットが快適です。
少し寒くなると厚手のジャケット、裏地のないコート、パーカー、ダウンジャケット、革ジャンがよいでしょう。
トップス
上着の下は薄手のセーター、長袖シャツ、カットソーが普通です。
ボトムス
ベルリンの人はデニム、スラックス、パンツ、スパッツをよくはいています。
スカートの場合はストッキングか薄手のレギンズになります。
よほど寒くならなければズボンの下に重ね着の必要はありません。
靴
スニーカーや内綿なしブーツで大丈夫です。
その他
首周りが寒くなってくるのでスカーフか薄手のマフラーが必要になります。
よほど寒がりの方でなければ、ニット帽も手袋もいりません。
冬が近づくのを感じる10月
この記事では、10月のドイツ・ベルリンの天気と気温、旅行外出時の服装について気象統計データをもとに解説しました。
10月のベルリンは東京よりは肌寒くなりますが、晴天に恵まれ、屋外観光に適した最後のシーズンと言えます。
ただし最低気温が10度を切る日が多くなり、冬の訪れが近いことを感じるようになりますから、寒さへの準備は欠かせません。