ドイツ・ベルリンの6月の天気:気温や服装を解説

2019年8月1日木曜日

ドイツ ベルリン 生活

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この記事は、ドイツ・ベルリンの6月の天気はどうか、気温は何度くらいになるのか、雨はどのくらい降るのか、どのような服装がよいのか、といったことを解説しています。

ベルリンの5月の天気と服装については、こちらの記事で解説しています。

ベルリンの7月の天気と服装については、こちらの記事で解説しています。

その他の月のベルリンの天気、気温、服装については、以下のリンクをご参照ください。

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ドイツ・ベルリンの6月の天気:特徴

6月はベルリンを訪問するのに絶好の季節です。暖かい青空の下、日照時間の長い日が多いです。

晴天に恵まれる日が多く、降水確率も平均で40%くらいにしかなりません。

夏の始まる月でもあり、日本をはじめ世界中からの観光客で人出も多くなります。

ドイツ・ベルリンの6月の天気:気温

ベルリンの6月の平均気温は17度で、最高気温の平均は22度です。

2019年の気温の記録

2019年6月のベルリン中心南部テンペルホーフで観測された気温の記録をあげます。参考リンク(ドイツ気象サービスDWD)

  • 2019年6月の最低気温:12.4度
  • 日最低気温平均:15.9度
  • 日平均気温平均:22.8度
  • 日最高気温平均:29.3度
  • 2019年6月の最高気温:38.5度

2019年6月のベルリンは平年よりも好天に恵まれて、気温も上昇しました。

平均気温で23度。最高気温の平均は29度と高めですが、最低気温の平均は約16度です。夕方からは快適な気温に下がっていることが分かります。

例外的に6月末のヨーロッパを襲った熱波で最高気温が38.5度に達した日がありました。

東京の気温との比較

日本と比較するため、2019年6月の東京の気温を気象庁のデータでみてみましょう。参考リンク(気象庁)。

  • 日最低気温平均:18.5度
  • 日平均気温平均:21.8度
  • 日最高気温平均:25.8度

東京の6月の平均気温との差は1度ですが、ベルリンのほうが最高気温は4度近く高いのに対して、最低気温は3度近く低いことに注意して下さい。

東京よりも昼と夜の寒暖の差が大きいことがよく分かります。

ドイツ・ベルリンの6月の天気:降水量と日照時間

ベルリンの6月の雨は短時間に激しく降る傾向があります。このことは平均月間降水量が71ミリメートルであるのに対して、降雨日数は14日と少ないことからも推測できます。

一年で最も日の長い月であり、1日の日照時間は11時間を超えます。

2019年の降水量と日照時間の記録

2019年6月のベルリン南西部ダーレムで観測された降水量と日照時間の記録をみてみましょう。参考リンク(ドイツ気象サービスDWD)

  • 月間降水量:75.1ミリメートル
  • 最大日降水量:48.0ミリメートル
  • 月間日照時間:356.3時間

2019年6月のベルリンの月間降水量は平年並みの75ミリメートルでしたが、この60%以上、48ミリメートルが1日に集中して降っています。

これぐらい降ると、排水が間に合わずマンホールから水が逆流して道が川のようになることがありますから、注意して下さい。

一方2019年は晴天に恵まれ、月間日照時間は360時間近くありました。

東京の降水量と日照時間との比較

日本と比較するため、2019年6月の東京の降水量と日照時間を気象庁のデータでみてみましょう。参考リンク(気象庁)。

  • 月間降水量:225.0ミリメートル
  • 月間日照時間:129.5時間

東京の月間降水量はベルリンの3倍近くあるので、ベルリンで突然激しい雨が降るといっても東京の梅雨にはかないません。

ベルリンの月間日照時間は東京の3倍近くあるので、6月のベルリンが東京と比べると、とにかく晴天の日が多く乾燥していることがうかがえます。

ドイツ・ベルリンの6月の天気:オススメの服装

昼間は30度を超えても、夜は15度近くなるのが寒暖の差の大きいベルリンの夏の特徴です。服装も暑いときと寒いときの両方に対応できるようにしておく必要があります。

アウター

朝晩冷え込んだときにはおるカーディガンやパーカなどはマストです。

寒がりの方はジャケットや春物ジャンパーを持っていくとよいでしょう。

トップス

日中は30度近くなる日が多いのでTシャツ、キャミソール、タンクトップ、ポロシャツ、半袖ワンピースなどで充分です。

夕方から涼しくなってきたらカーディガンやパーカをはおります。

ボトムス

薄手の長ズボン、ジーンズ、スパッツが基本です。

暖かい季節ですと、ベルリンの人は素足にスカートという人も多く見かけます。

荷物に余裕があれば半ズボンも用意しておくとよいでしょう。

涼しく歩きやすいスニーカーが基本になります。サンダルも夕立にさえあわなければ、快適です。

外食もよほど高級なレストランでもない限りは、夏は短パンにスニーカーやサンダルでも全く問題ないです。

その他

日差しが強くなってくるのでサングラスや帽子を持っていくとよいでしょう。

紫外線が気になる方は日焼け止めクリームを用意しましょう。

急な雨に備えて、折りたたみ傘やレインコートがあっても便利ですが、雨は大体はすぐ止むので、博物館や喫茶店などで休んでいればやり過ごすことができます。

1年のなかで一番気持ちのいい月

この記事では、6月のドイツ・ベルリンの天気と気温、旅行外出時の服装について気象統計データをもとに解説しました。

6月のベルリンは一年で最も天気がよく、暑すぎず、人出もそれほど多くないので、観光には絶好の時期です。

強い日差しや夕立に気をつけて、ベルリンの初夏を満喫しましょう。

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