【ジュラシックワールド、メイジーの母親】シャーロット・ロックウッドを徹底解説

2022年8月17日水曜日

SF アクション アドベンチャー

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映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(ドミニオン)』
この記事では、ジュラシックワールドに登場するキャラクター、シャーロット・ロックウッドについて解説します。この記事は映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(ドミニオン)』のネタバレを含みますので、未鑑賞の方はご注意ください。

ジュラシックワールドのシャーロットとは何者?

  • 氏名:シャーロット・ロックウッド
  • 生没年:1979年以前~2009年ころ
  • 職業:遺伝子工学者
  • 父:ベンジャミン・ロックウッド
  • 娘:メイジー・ロックウッド
  • 同僚:ヘンリー・ウー博士、エリー・サトラー博士

シャーロットは、メイジー・ロックウッドの母親で、ベンジャミン・ロックウッドの娘です。ベンジャミン・ロックウッドは「ジュラシック・パーク」の恐竜を作ったインジェン社の創業者・ジョン・ハモンドの事業のパートナーでした。

シャーロットはロックウッドの屋敷の家政婦・アイリス・キャロルによって育てられ、成長して「ジュラシック・パーク」をリードする遺伝子工学者のひとりとなります。

シャーロットの生涯

ここではシャーロットの生涯を映画順に解説します。

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018年)

この映画にシャーロットは登場しません。ベンジャミンのスクラップブックに彼女の写真が貼ってあります。クレアとオーウェンがメイジーに会ったときに、ロックウッド財団を切り盛りするイーライ・ミルズがシャーロットの名前をあげました。

メイジーの質問に、ベンジャミンはシャーロットはジュラシック・パークを訪れたことがあった、と答えています。

この映画のなかで、シャーロットは夫とともに交通事故で死亡した、と言われています。

悲しみにくれたベンジャミンは、シャーロットをクローン技術で蘇らせようとしました。ハモンドはこの考えに反対。このことでベンジャミンとハモンドの関係にヒビが入り、2人の関係はその後修復されなかったと見られます。

ジョン・ハモンドの死後、ベンジャミンはこの計画を実行に移し、メイジーが誕生した、と言われています。ベンジャミンはメイジーのことをシャーロットと彼女の夫の間に生まれた娘、つまり自分の孫である、と周囲の人に言って、彼女の出自について隠していました。

ところが、この説明はウソであったことが次の映画で明らかにされます!

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(ドミニオン)』(2022年)

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(ドミニオン)』でウー博士の口からシャーロットの生涯についてより詳しい説明がなされます。

「ドミニオン」のあらすじについては、以下の記事で詳しく解説しましたので、あわせてご覧ください。

この記事では、映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』のあらすじとキャストを解説します。ネタバレを含みますので、未鑑賞の方はご注意ください。

メイジーは、ヴェロキラプトル・ブルーの子ども・ベータと一緒に、イタリア・ドロミテ山中にあるバイオシン社の研究施設に誘拐されてきました。

彼女たちを迎えたウー博士は、彼女にシャーロットの過去のことを話します。

シャーロットはインジェン社の最も優秀な遺伝子工学者のひとりで、ウー博士の同僚として1990年代初頭から2000年代末まで「ジュラシック・パーク」の恐竜創造に従事していたのです。

さらにウー博士はメイジー誕生秘話も明かしました。

ハリケーン・クラリッサの被害で「ジュラシック・パーク」が閉鎖されたのち、シャーロットは不妊治療として自分の遺伝子を使って子どもを授かろうと計画します。

人間をクローンでつくることに倫理的懸念を抱くハモンドはこのことに反対しました。

しかし、シャーロットは自分の夢を諦められず、ベンジャミンも彼女を支持してハモンドと決裂します。

2009年前後のシャーロットのビデオ日記には、お腹の大きくなったシャーロットやまだ赤ん坊のメイジーが写っています。

シャーロットはメイジー出産直後、遺伝子の病で亡くなりました。

死の直前、シャーロットはメイジーの遺伝子の異常を修復する方法を発明し、メイジーが同じ病気にならないようにします。

ウー博士は、この発明が人類にさまざまな貢献をすると考え、その秘密を研究するためシャーロットのDNAを必要としていたのです。

ウー博士は、シャーロットが交通事故で死んだ後。ベンジャミンがメイジーをシャーロットのDNAから作った、という話は、シャーロットとメイジーを守るためのウソであったと言います。

映画の後半でメイジーは、エリー・サトラー博士から、シャーロットが大学で素晴らしい講義をしたことがある、と聞かされます。

シャーロット役の女優は?

イザベラ・サーモン(1986年のシャーロット)

映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(ドミニオン)』

少女時代のシャーロット役を演じる女優は、メイジー役と同じイザベラ・サーモンです。

イザベラ・サーモンは2006年イギリス生まれの女優、モデルです。映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のメイジー・ロックウッド役にオーディションで選ばれて女優デビュー。

「ドミニオン」ではメイジー役を続投するかたわら、シャーロットの少女時代の役も務めました。2022年からはモデル活動も行っています。

イザベラ・サーモンについての解説は、以下の記事をご覧ください。

エルヴァ・トリル(大人のシャーロット)

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成人してからのシャーロット役を演じるエルヴァ・トリルは、1992/1993年生まれアイルランド出身の女優、歌手です。

彼女は2010年代からイギリスやアイルランドのテレビや映画に出演しています。「ドミニオン」のシャーロット役は、彼女のハリウッド・メジャーデビューです。

トリルは女優活動のかたわら、The City and Usというバンドのボーカルも務めています。

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