ワイスピのドム/ドミニク・トレットを徹底解説!【ネタバレ注意】

2022年7月27日水曜日

ワイルド・スピード

t f B! P L
ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)
この記事では、「ワイルド・スピード」シリーズの主人公・ドミニク・“ドム”・トレットについて徹底解説!ドムの登場する作品、性格、能力、愛車などを紹介します。これさえ読めばドムのすべてがわかります!

ワイスピのドムとは何者?

  • 氏名:ドミニク・トレット
  • ニックネーム:ドム、family member
  • 職業:レーサー、メカニック
  • 国籍:アメリカ
  • キャラクター考案:ゲイリー・スコット・トンプソン、エリック・バーグクィスト、デヴィッド・エアー
  • 演じた俳優:ヴィン・ディーゼル、ヴィニー・ベネット(10代)、ヴィンセント・シンクレア・ディーゼル(子ども時代)

ドミニク・“ドム”・トレットはカーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズの主人公である架空のキャラクターです。

ドムは、同様にシリーズの主人公となるブライアン・オコナーとともに『ワイルド・スピード』(2001年)で初めて登場します。

ドムの性格

気は優しくて力持ち、敬虔なクリスチャン

ドム役を演じるヴィン・ディーゼルはドムの性格について「強い男で面倒見が良い」と語っています。

ドムは家族を何よりも大切にしており、特に妹のミアの身に危険が及ばないよう気にしています。

ドムは敬虔なクリスチャンで、食事の前には必ず全員で食前の感謝の祈りをする決まりです。

ドムの性格は父親譲り

家族思いのドムの性格は父親譲りのようです

ドムの父親はミアが子どものとき、彼女の宿題を見てやってから彼女を寝かしつけ、その後次の日の予習までしていました。

さらにドムの父親は日曜日には家族で教会に行った後、近所の人を集めてバーベキューをする習慣だったとか。しかし、教会に行かなかった人はバーベキューに加えてもらえない厳しさも見せています。

ドムは怒ると危険なことも

ドムは怒ると自制が効かなくなりそうになることがあるのですが、これは10代のときに父親がレースの事故で亡くなったことが関連しているようです。

彼は父親の事故を引き起こしたケニー・リンダーをレンチで殴って、腕に障害が残るほどの大怪我をさせています。彼はこの事件で刑務所に入ることになりました。

「MEGA MAX」ではホブスの頭を殴りそうになってミアに止められていました。

ドムの能力

ドムはオリンピック選手並みの体力、スタミナ、反射神経を持っています。

知能も発達しており、「MEGA MAX」での金庫強奪作戦のような複雑な計画を練る能力もあります。

ドムは自動車の構造に精通しているばかりでなく、射撃もうまく、格闘にも強いです。

ドムの「ワイルド・スピード」シリーズでの活躍を振り返る

ドムはストリート・レーサーのグループのリーダーで父親的存在です。私生活でも父親が事故死した後、家長の役割を果たしています。

本職はメカニックですが、カージャック、強盗、政府機関の隠密工作などに関わってきました。

レーサーとしての技量も卓越していますが、このことでは親友で義弟のブライアンといつも張り合っています。

粗削りで力強く、道徳や忠誠心を重んじる性格です。心優しく敬虔なクリスチャンですが、特に家族が危険にさらされると怒り狂うこともあるので要注意です。

ドムは幼なじみのレティ・オルティスと結婚しており、1人息子を育てています。

ここからは、このようなドムの「ワイルド・スピード」シリーズにおける活躍を作品ごとに紹介していきましょう。

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』【ネタバレ注意】

ドム/ジェイコブ兄弟の過去

シリーズ9作目のこの映画で、1作目でドムの口から語られただけの彼の過去が詳しく描かれます。

1989年シーズン最後のストックカー・レース、ドムは弟・ジェイコブとともに父・ジャックのピットクルーをしていました。彼らの眼前でジャックの車はライバル・レーサーに追突されて壁に激突炎上、ジャックは死亡します。

しばらくしてこのレーサーに出会ったドムはレンチで彼を何回も殴って腕に障害が残るほどの大怪我をさせます。

この事件でドムはレースから永久追放され、服役することになりました。

ジェイコブが家族のもとを去った理由

服役中の仲間の会話からドムは弟のジェイコブが父の車に八百長の仕掛けをしたのではないかと疑い、出所してすぐジェイコブにストリート・レースを挑みます。

このレースに負けたジェイコブは、ロサンゼルスから出ていくことになりました。

『ワイルド・スピード』【ネタバレ注意】

ドムはストリートレーサー、強盗だった

ジェイコブがドムのもとを去ってから約10年後、ドムはロサンゼルス・エコー・パークで自動車修理工場を経営、妹のミアは近くで食料品店をやっています。

そのかたわら、ドムはレティ、ヴィンス、レオン、ジェシーからなるストリート・レーサーのチームを率いています。しかし、彼らは裏でDVDプレーヤーなど電化製品を積んだトラックを強奪する強盗団だったのです。

ブライアンと親しくなったきっかけ

この強盗事件を捜査するロサンゼルス市警(LAPD)の警官・ブライアン・オコナーが身分を隠してドムに近づいてきて、ミアと親しくなります。

ベトナム系アメリカ人ジョニーとの激しい抗争に巻き込まれ、ブライアンとのレースでドムのダッジ・チャージャーは大破。このときドムにも親しみを感じるようになっていたブライアンは、ドムに自分のトヨタ・スープラの鍵を渡します。

ドムはこの車でメキシコに逃走、犯罪者の逃亡を助けたことでブライアンも警察をやめてカリフォルニアから出ていきました。

『ワイルド・スピードX2』:ドムの出番なし

シリーズ2作目のこの映画にドムは登場しませんが、ブライアンがローマン・ピアスに彼のことを話しています。

『ロス・バンドレロス 盗賊たち』:ドミニカ共和国時代のファミリーを描いた短編

ドム役を演じるヴィン・ディーゼルが監督を務めた上映時間20分の短編映画。

ドミニカ共和国に逃亡したドムは、レティ、ハン、リコ・サントス、テゴ・レオなどをファミリーに加えてタンクローリー強奪チームを結成します。

『ワイルド・スピード SKY MISSION』:ドムとレティの結婚【ネタバレ注意】

シリーズ7作目のこの映画の終盤、レティの回想シーンで、ドムとレティがドミニカ共和国に逃亡していた時期に結婚していたことが明かされました。

ドムの十字架のネックレスが結婚指輪代わりだったという感動のエピソードもこの映画で明かされることに。

『ワイルド・スピード MAX』【ネタバレ注意】

ドミニカ共和国でファミリーを解散、レティは麻薬王に殺される

アメリカからドミニカ共和国に高飛びしてタンクローリー強盗をしていたドムですが、警察の捜査が及んでチームを解散、レティをアメリカに帰らせます。

しかし、レティはロサンゼルスで麻薬ディーラー・フェニックス・カルデロンに殺されてしまいます。復讐のためドムはアメリカに戻り、ブライアンと手を組んで麻薬王・アルトゥーロ・ブラガに立ち向かうことに。

ジゼル・ヤシャールと知り合う

ブラガの組織に潜入したドムは、CIAの任務で同じく潜入していたジゼル・ヤシャールと知り合うことになります。

ブラガを警察に引き渡した後、ドムは自首しますが懲役25年の刑に処せられました。しかし、ブライアンやミアたちがドムを刑務所のバスから救出して国外へ逃亡します。

『ワイルド・スピード MEGA MAX』【ネタバレ注意】

ブラジルでファミリー再結成

ブラジルに逃亡したドムはリオ・デ・ジャネイロでブライアン、ミア、ヴィンスと合流しました。この映画でブライアンとミアが結婚することが明らかになります。

ドムはリオの麻薬王・エルナン・レイエスの裏金1億ドルを強奪するチームを結成するため、ローマン、テズ、ハン、ジゼル、リコ、テゴを呼び寄せます。

ホブスと協力関係に

一方、ドムを追ってアメリカ外交保安局(DSS)のエージェント・ルーク・ホブスもリオに乗り込んできました。レイエスの待ち伏せで部下を皆殺しにされたホブスは、ドムがレイエスの裏金を強奪することを黙認、その後ホブスはドムと協力関係になります。

1作目からのファミリーのメンバーであったヴィンスは、リオに落ち着いて子どもまでいましたが、銃撃戦で死亡。ドムはヴィンスの分け前を彼の妻子に届けます。

エレナと恋仲に

この映画のラストで、ドムはホブスの部下であった婦人警官・エレナ・ネヴェスと恋仲になっていました。

ドムは彼女との間に後からブライアン・マルコスと名付けられる息子を授かることになります。

『ワイルド・スピード EURO MISSION』【ネタバレ注意】

レティは生きていた!ナイトシェード奪回のためファミリー集結

ドムはホブスからオーウェン・ショウが率いる傭兵組織を壊滅する手助けを求められました。オーウェンは「ナイトシェード」と呼ばれる軍の通信網を遮断する装置を作るため、世界中で軍隊の装備を強奪している傭兵です。さらにホブスは、レティがまだ生きていてオーウェンのもとで働いている、と言います。

成功したら今までの罪はすべて帳消しにするという条件で、ドムはブライアンとファミリー(リコとテゴを除く)を集めました。

レティは記憶喪失になっていた!

ロンドンでドムはレティに銃で撃たれ、彼女が記憶喪失になっていることを知ります。この映画の終わりで彼女の記憶は戻りますが、しばらく彼女は記憶がなかったことに悩まされることになりました。

ドムたちはスペインで戦車とのカーチェイスからレティを救出してオーウェンたちを拘束します。しかし、オーウェンはミアを人質にとってナイトシェードに使うチップを奪い自分たちを解放させました。

ミアを救出してオーウェンが奪った軍事物資を取り戻すべくドムたちはオーウェンを追跡しますが、彼は輸送機で逃亡を図ります。滑走路で大型輸送機と死闘を繰り広げるドムのファミリーはジゼルを失ったものの、輸送機を大破炎上させてオーウェンを止めることに成功しました。

ホブスは約束通りファミリーの犯罪歴をすべて抹消、ドムはロサンゼルスの元の家に戻ることが出来ました。エレナはレティのために身を引き、ドムと別れてホブスのもとで働くことにします。

ハン、東京でデッカードに殺される

ポスト=クレジット・シーン。オーウェンの兄・デッカード・ショウは復讐のために東京でハンの車に衝突、大破炎上させて殺します。デッカードはドムのファミリーを皆殺しにすると警告するのでした。

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』:ドムはラストにカメオで登場

シリーズ3作目のこの映画はシリーズの時系列では「EURO MISSION」の後、「SKY MISSION」の前という位置づけです。

この映画のラストにドムはカメオで登場。ショーン・ボズウェルに1970年式プリムス・ロードランナーでドリフト・レースを挑みます。

『ワイルド・スピード SKY MISSION』【ネタバレ注意】

ミスター・ノーバディ登場

東京でハンを殺したデッカードは、ドムの家に爆弾を送りつけます。東京でハンの遺品を引き取ってアメリカで葬儀を済ませたドムに、ホブスの知り合いで政府の秘密工作員・ミスター・ノーバディが近づいてきました。

ミスター・ノーバディはドムに、モーゼ・ジャカンディ率いる民間軍事組織に捕まっているハッカー・ラムジーの救出を依頼します。

ラムジーを救出

ラムジーは世界中のあらゆる情報機器から瞬時に個人データを入手することのできる監視プログラム「ゴッド・アイ」の開発者。彼女を救出すればゴッド・アイを使ってデッカードを倒すことができる、という話です。

アゼルバイジャンでドムたちは空から車ごと落下傘降下してジャカンディのコンボイを急襲し、ラムジー救出に成功。しかしゴッド・アイはヨルダン皇太子に売られた後でした。

アブダビでドムとブライアンはゴッド・アイを奪い、高層ビルの最上階からスポーツカーでビル2棟を突き抜けるスタントで脱出します。

ゴッド・アイでデッカードの居場所を突き止めたドムたちですが、デッカードと手を組んだジャカンディに逆襲され、ゴッド・アイを奪われてしまいます。

こうして迎えたデッカードたちとの決戦、ドムたちは土地勘のあるロサンゼルスをその舞台に選びました。死闘の末、ジャカンディはヘリコプターが爆発して死亡、デッカードはホブスに逮捕されて厳重な監視の刑務所に入れられます。

ドムとブライアン、しばしの別れ

この映画はブライアン役を演じるポール・ウォーカーがクランクアップ前に急逝したため、彼の遺作となりました。この作品以降、ブライアンは死んだのではなく、家族のために引退したという設定です。

ドムとブライアンの車が並走するラストの別れの場面は涙なしには見られません。

『ワイルド・スピード 』ICE BREAK【ネタバレ注意】

最後の宿敵・サイファー登場

キューバ・ハバナでレティとバカンスを楽しんでいたドムのもとに、サイファーと名乗る美女が近付いてきて、ある写真を見せて自分の手下になるよう迫ります。

その後、ドムたちはホブスの要請でドイツ・ベルリンの武器商人から電磁パルス砲を奪回します。しかし、ドムはファミリーを裏切り、電磁パルス砲を持ってサイファーのもとに逃走しました。

ミスター・ノーバディは、サイファーとつながりのあったデッカードをサイファー追跡のために雇い、ホブスやドムのファミリーと無理やりチームを組ませます。しかし、彼らの秘密基地をサイファーとドムが襲撃、ゴッド・アイを奪っていきました。

ドムは元カノ・エレナと、彼女との間に授かった息子を人質に取られて、サイバーテロリスト・サイファーに協力せざるをえなかったのです。

サイファー、ドムの元恋人・エレナを殺させる

サイファーはドムにニューヨークでロシア国防大臣から核ミサイル発射コードを強奪させます。一瞬のスキにデッカードとオーウェンの母親であるマグダレーンに協力を求めたドムですが、サイファーに察知され核ミサイル発射コードを奪われてしまいます。

ドムが裏切った報復としてサイファーはエレナを彼の目の前で部下に射殺させました。

デッカード/オーウェン兄弟がドムの息子を救出

まだ息子を人質に取られているドムは、電磁パルス砲を使ってロシア・ウラドビンにある潜水艦基地に侵入、サイファーは潜水艦を乗っ取ります。

しかし、ファミリーが潜水艦から発射用チップを奪還して核の発射を阻止。さらにサイファーの飛行機にデッカードとオーウェンが乗り込んでドムの息子を救出します。

息子救出の連絡を受けたドムはファミリーに合流して、潜水艦の脱出を阻止するのでした。

ラストのファミリーが集うバーベキューで、ドムは息子を「ブライアン」と名付けます。

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』【ネタバレ注意】

ジェイコブ、再び姿を現す

危険な仕事から足を洗って妻・レティ、息子・ブライアンとともに田舎に引っ越して平和な日々を送るドムのもとに、かつてのチームメイトが訪れてきます。

何者かに襲撃されて中南米に墜落したミスター・ノーバディの飛行機からファミリー宛に救難信号が送られてきたというのです。

ドムは襲撃犯のひとりが弟・ジェイコブと同じ十字架のネックレスをしていることに気づいて、ミッションに加わります。

ジェイコブは、ドムの家を追い出され各地を転々とした後ミスター・ノーバディのもとで何年間も秘密工作員として活動していました。

しかし、金持ちの息子・オットーからアプローチを受けたジェイコブは、ミスター・ノーバディを裏切ります。彼はオットーと協力して世界中のコンピュータを乗っ取ることができる装置・プロジェクト・エリーズを狙っているのです。

ハン死亡事故の真相

このプロジェクト・エリーズはもともとミスター・ノーバディが東京でハンに盗ませたものでした。プロジェクト・エリーズの起動コードを握る少女・エルを守るためハンは地下に潜伏します。ミスター・ノーバディは、デッカードがハンの命を狙っていることを逆手に取って、ハンの交通事故死を偽装しました。

イギリスでジェイコブを捕まえたドムたちは、東京からやって来たハンやエルたちとミスター・ノーバディの秘密基地で合流します。そこをオットーが襲撃して、ジェイコブを解放、プロジェクト・エリーズを奪っていきます。

父親の死の真相

逃亡直前にジェイコブはドムに彼らの父親・ジャックの死の真相を告白しました。

借金で首が回らなくなっていたジャックは八百長レースを計画し、誰にも言わないようにと約束させてジェイコブにその仕掛けをさせました。父との約束を守ったジェイコブは、そのことを今までドムに話せなかったのです。

ジェイコブと和解

トビリシでプロジェクト・エリーズを完成させて、人工衛星にそのデータをアップロードし始めたオットーは、用済みのジェイコブを裏切ります。オットーを追跡するドムたちはジェイコブを救出、最後はドムとジェイコブが力を合わせてオットーを阻止します。

ドムはジェイコブと和解し、彼に自分の車の鍵を渡すのでした。

ドムの“ファミリー”

ドムの親族や仲間、敵たちを関係別にリストアップします。

ドムの親族

  • ジャック・トレット:父親
  • ジェイコブ・トレット:弟
  • ミア・トレット=オコナー:妹
  • フェルナンド・トレット:従兄弟
  • トニー・トレット:従兄弟
  • レティシア・“レティ”・トレット=オルティス:妻
  • ブライアン・マルコス・トレット:息子
  • ブライアン・オコナー:義弟
  • ジャック・オコナー:甥
  • オリビア・オコナー:姪

“ファミリー”(現メンバー)

  • デッカード・ショウ
  • ローマン・ピアス
  • テズ・パーカー
  • ハン・ルー
  • ラムジー

“ファミリー”(元メンバー)

  • ジェシー
  • ヴィンス
  • レオン
  • テゴ・レオ
  • リコ・サントス
  • ジゼル・ヤシャール

味方

  • ショーン・ボズウェル
  • ツインクル
  • アール
  • ルーク・ホブス
  • エレナ・ネヴェス
  • ミスター・ノーバディ
  • オーウェン・ショウ

  • ジョニー・トラン
  • ランス・グエン
  • アルトゥーロ・ブラガ
  • フェニックス・カルデロン
  • エルナン・レイエス
  • ジジ
  • ライリー・ヒックス
  • サイファー
  • コナー・ローズ
  • オットー
  • スー

ドムの愛車:ダッジ・チャージャー

ドムの愛車は、父親からもらった黒のダッジ・チャージャー、1969年式のボディをベースに1970年式のフロント周りを移植した改造車です。ドムはこの車をシリーズのなかで何回も壊しています。色や装備も毎回少しずつ違います。

1作目で、ドムはブライアンに父親がこの車に900馬力のエンジンを搭載したが、怖いので運転したことがない、と語っていました。この車はドムがブライアンをトランの手下から救うときに使われ、最後にブライアンとのレースで大破します。

「MAX」でレティがこの車をドムのために修理。この映画でもドムはブライアンを守るために愛車を犠牲にしますが、ラストでブライアンが修理してエンジン音を囚人バスの中のドムが耳にします。

「MEGA MAX」でドムの脱走に使われたチャージャー。ドムを追うホブスは監視カメラにこの車が写っていないか部下にチェックさせていました。ドムを逮捕しに来たホブスがグルカF5でチャージャーに体当りして真っ二つにしてしまい、2人のケンカの原因になります。

「SKY MISSION」ではデッカードに爆破されたドムの家のガレージにこの車が置かれていました。ドムは最後にこのチャージャーでデッカードと対決。舞台となった立体駐車場が崩落してチャージャーも壊れてしまいました。

「ジェットブレイク」では1965年式から1970年式まで合計4車種のダッジ・チャージャーが登場します。

ドムの乗車リスト

ここからは、ドムが「ワイルド・スピード」シリーズで運転した車を作品ごとにリストアップします。

『ワイルド・スピード』

  • 1993年式マツダ・RX-7:赤、Veilside製C2タイプボディキット及び、RE雨宮製スリークライトを装着
  • 1995年式ホンダ・シビック :黒、ViS Racing製GT Bomberタイプボディキット及び、Streetglow製アンダーグロー装着、トラック強盗に使用
  • 1969/1970年式ダッジ・チャージャー:黒、1969年式のボディをベースに1970年式のフロント周りを移植した改造車
  • 1994年式トヨタ・スープラ:オレンジメタリック、エアロパーツはフロント・サイド・リアアンダーBOMEX製、ボンネットはTRD、リアウィングはAPR Performance製アルミウィング
  • 1970年式シボレー・シェベルSS (ポスト=クレジット・シーン) :レッド/ブラックストライプス

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』

  • 1970年式プリムス・ロードランナー:銀色、愛称はHAMMER、インジェクション仕様8200cc

『ロス・バンドレロス 盗賊たち』

  • 1966年式ポンティアック・ボンネビル

『ワイルド・スピード MAX』

  • 1987年式ビュイック・グランドナショナルGNX:黒
  • 1970年式シボレー・シェベル SS:赤、レース用は灰色
  • 2009年式スバル・インプレッサ WRX STI :銀、黒/li>
  • 1969/1970年式ダッジ・チャージャー:つや消し黒
  • 1973年式シボレー・カマロ F-Bomb:麻薬組織の車、つや消しグリーン

『ワイルド・スピード MEGA MAX』

  • 1969/1970年式ダッジ・チャージャー:つや消し黒、リオで乗っている車はつや消しグレー
  • 1963年シボレー・コルベット・スティングレー・グランドスポーツ:ドムとブライアンが列車から盗む車
  • 2011年式ダッジ・ポリスチャージャー:金庫強奪計画に使うため警察署から盗んだ車
  • 2010年式ダッジ・チャージャー SRT8 :警察署から金庫を引っ張り出すためにブライアンが運転する車と2台使われたニトロ装備車、色はつや消し黒
  • 2009年式ダッジ・チャレンジャー SRT8:ラストでブライアンと対戦するときに乗っていたドムの車、黒

『ワイルド・スピード EURO MISSION』

  • 2009年式ダッジ・チャレンジャー SRT8 :「MEGA MAX」に引き続きドムの愛車
  • 2010年式BMW E60 M5:ホブスがドミニクたちに用意した車、色は紺
  • 1969年式ダッジ・チャージャー デイトナ:ショウに対抗するためテズがオークションで競り落とした車、戦車とのカーチェイスで大破
  • 2013年式ダッジ・チャージャー SRT8 :ショウの輸送機を追跡するのに使用、横転して大破
  • 1974年式プリムス・バラクーダ:黒、「EURO MISSION」から引き続き登場、レティの記憶を呼び起こすため、ドラッグレースで使用
  • 1970年式プリムス・ロードランナー:赤茶色、「TOKYO DRIFT」の回想シーンでは銀色

『ワイルド・スピード SKY MISSION』

  • 1974年式プリムス・バラクーダ:黒、ラストシーンに登場
  • 1970年式プリムス・ロードランナー:灰色、回想シーンで登場
  • 1969/1970 ダッジ・チャージャー:ロスでデッカードとの対決に使われた車
  • 2015年式ダッジ・チャージャー:赤
  • 2014年式ライカン ハイパースポーツ:赤、有名な高層ビルからの脱出シーンに登場
  • 1970年式ダッジ・チャージャー:黒、ラムジー救出時に使用
  • 1968年式ダッジ・チャージャー“Maximus Charger”:銀色、ラストでドムの車として登場

『ワイルド・スピード ICE BREAK』

  • 1950年式シボレー・フリートライン:キューバでフェルナンドから借りてストリートレースに使い大破させる
  • 1961年式シボレー・インパラ スポーツクーペ:赤、キューバでレティと搭乗、フリートラインの代わりにフェルナンドに譲る
  • 1968年式ダッジ・アイス・チャージャー:黒、防弾ガラスとオーバーフェンダー装着、リアトランクに電磁パルス砲とジェットタービンを搭載してロシアの潜水艦基地に乗り込む
  • 1971年式プリムス・ロードランナー GTX:黒、ニューヨークで搭乗
  • 2018年式ダッジ・チャレンジャー SRT デーモン:ドイツ・ベルリンの電磁パルス砲奪回任務で搭乗

『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』

  • 1965年式ダッジ・チャージャー
  • 1968年式ダッジ・チャージャー 500
  • 1970年式ダッジ・チャージャー
  • 1970年式ダッジ・チャージャー Tantrum
  • 2020年式ダッジ・チャレンジャー・ヘルキャット

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