新作タイトルは『ノック・アット・ザ・キャビン(原題)』
2021年10月、ユニバーサル・ピクチャーズはM・ナイト・シャマラン監督の新作映画が『ノック・アット・ザ・キャビン(原題)』というタイトルであると正式に発表しました。
同時にユニバーサルはこの映画の公開日を2週間前倒しにして2023年2月3日にしたことも発表しています。
この発表を受けてシャマラン監督はインスタグラムに動画を掲載しています。
映画『ノック・アット・ザ・キャビン(原題)』の公開日
映画『ノック・アット・ザ・キャビン(原題)』のアメリカにおける公開日は2023年2月3日です。日本における公開日は2022年7月の時点でまだわかっていません。
当初シャマラン監督の新作は2023年2月17日に公開される予定でしたが2週間前倒しされています。これは2023年2月17日に公開が予定されるMCUの『アントマン&ワスプ:クワントゥマニア』とかち合わないよう配慮したものと思われます。
2021年10月の時点でシャマラン監督の新作は、2023年2月の第1週に公開が予定される唯一のメジャーな作品です。この映画の2週間前にはソニーの『クレイヴン・ザ・ハンター(原題)』が、翌週には『Harold and the Purple Crayon(原題)』の公開が予定されています。
ユニバーサルは、2月にリリースされた『ゲット・アウト』や『透明人間』といったホラー映画が大ヒットとなったことにあやかろうとしているとも思われます。
映画『ノック・アット・ザ・キャビン(原題)』のキャスト
映画『ノック・アット・ザ・キャビン(原題)』のキャストは2022年7月の時点で以下のひとたちが決定しています。
- デイヴ・バウティスタ
- ルパート・グリント
- ニキ・アムカ=バード
- ベン・オルドリッジ
- ジョナサン・グロフ
映画『ノック・アット・ザ・キャビン(原題)』のあらすじ
映画『ノック・アット・ザ・キャビン(原題)』のプロットは、世界終末(アポカリプス)を背景にしたホーム・インベージョン・(家宅侵入)ホラーであると言われています。
2021年8月にシャマラン監督は、脚本の第3稿は100ページであることを明かしていました。
2022年7月に、後述する原作小説が存在することが確認されています。
しかしながら、『オールド』でも原作とはまったく違う結末にしたシャマラン監督のことです。これまでの作品と同じく驚愕の結末が用意されているのではないでしょうか。
映画『ノック・アット・ザ・キャビン(原題)』の原作
映画『ノック・アット・ザ・キャビン(原題)』のプロットやタイトルが明かされたころから、これらがポール・G・トレンブレイの小説『The Cabin at the End of the World(原題)』と似ていることが指摘されていました。
2022年6月に撮影が終了したことを受けて、トレンブレイはCNBCのインタビューで、自分の小説がシャマラン監督の作品の原作であることを確認しています。
映画『ノック・アット・ザ・キャビン(原題)』の撮影
映画『ノック・アット・ザ・キャビン(原題)』の撮影は2022年4月19日にニュージャージー州バーリントン郡で始まり、2022年6月10日に完了しました。撮影監督は『ライトハウス』(2019年)でアカデミー撮影賞にノミネートされた、ジェアリン・ブラシュケです。
撮影には1990年代のレンズを使用し、シャマラン監督の言葉では「古き良きサスペンス映画(old-school thriller)」の雰囲気を出すことを狙ったそうです。
シャマラン監督とユニバーサル・ピクチャーズ
M・ナイト・シャマランは現代アメリカ映画界で最も多作な監督のひとりです。
シャマランは1996年に公開された『シックス・センス』のどんでん返しで世界の映画ファンを驚かせたのを皮切りに2000年代にいくつかヒット作を送り出しました。
しかし、その後は低迷が続き、2010年代半ばにはシャマランの監督としてのキャリアは終わったかと思われるほどの危機を迎えます。
そのようなシャマラン監督のカムバックを強く印象づけたのが2015年にユニバーサル・ピクチャーズからリリースされた『ヴィジット』でした。
その後シャマラン監督はユニバーサルのもとで『スプリット』(2016年)のようなヒット作を量産するようになります。
2021年に公開された『オールド』は同時期に公開された『G.I.ジョー: 漆黒のスネークアイズ』を抜いて興行収入トップになっています。
映画『オールド』のキャストやあらすじのネタバレ解説、原作との比較などは以下の記事を御覧ください。
映画『ノック・アット・ザ・キャビン(原題)』の続報に期待大
この記事ではM・ナイト・シャマラン監督の新作映画『ノック・アット・ザ・キャビン(原題)』のあらすじ、キャスト、公開日などの最新情報をまとめました。
シャマラン監督の新作はどのようなどんでん返しが隠されているか、今から楽しみです。
当サイトでは映画『ノック・アット・ザ・キャビン(原題)』の最新情報を随時掲載していく予定ですのでご期待ください。