【マーベル】ガーディアンズとソーの関係について解説!「ラブ&サンダー」での登場場面は?【ネタバレ注意】

2022年7月18日月曜日

MCU

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ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー、MCU
この記事ではザ・ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーとソーの関係、映画『ソー:ラブ&サンダー』の登場場面と、今後の展開を解説します。この記事はMCUのいくつかの作品のネタバレを含みますので、未鑑賞の方はご注意ください。

ソーがガーディアンズに加わるまで

まずガーディアンズの成り立ちとソーがガーディアンズに加わった経緯を解説します。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)

ザ・ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー(以下ガーディアンズと略す)のリーダー・ピーター・クイル/スター・ロードは少年時代にラヴェジャーズによって拉致され、宇宙で成長しました。大人になったクイルはスター・ロードと名乗って、宝探しをしています。

クイルはパワー・ストーン/オーブを盗んだためノバ帝国の刑務所に入れられます。クイルはサノスの養女・ガモーラ、遺伝子改造されたアライグマ・ロケット、殺された家族の復讐を誓うドラックス、木のヒューマノイド・グルートと協力して刑務所を脱出。サノスの手下だったクリー人ロナンからオーブを取り返し、ノバ帝国に渡して前科を消去してもらい、ガーディアンズを結成しました。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年)

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』では新しいメンバーが数人加わりました。

虫のような触覚を頭に持ったヒューマノイド・マンティスは、他人の感情を操作できます。

ネビュラは、サノスの養女でガモーラの義理姉妹であるサイボーグです。

最後にクイルの育ての父・ヨンドゥが加わってガーディアンズは、クイルの本当の父親・エゴ・ザ・リビング・プラネットを倒します。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)

この映画でガーディアンズはソーと初めて出会います。

ガーディアンズはサノスに殺されそうになったソーを救出します。ソーはサノスがインフィニティ・ストーンを集めており、コレクターのところに向かっていると警告しました。

ソーはロケットやグルートと一緒に脱出ポッドを使って、ソーがムジョルニアに代わる武器を作る施設に向かいます。

一方、クイルたちはサノスの罠にかかってガモーラが捕まり、彼女はサノスが4つ目のインフィニティ・ストーンを手に入れるため犠牲にされました。

ソーと残りのガーディアンズはアイアンマンたちと並んでサノスを阻止すべく戦います、しかし彼らの奮戦も虚しく、インフィニティ・ストーンをすべて集めたサノスは、宇宙の半分の生命を消滅させてしまいました。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)

ガーディアンズで生き残ったロケットとネビュラはアベンジャーズに加わりました。

サノスを阻止できず落胆したソーは、ニュー・アスガルドでふさぎ込んで太っています。

一方、ブラック・ウィドウ率いるアベンジャーズは、過去の世界からインフィニティ・ストーンを集めてサノスが消滅させた生命を復活させようとします。

その計画を察知したサノスは過去の世界からガモーラとネビュラとともに軍勢を引き連れてアベンジャーズの基地を攻撃してきました。

この戦いでネビュラの悪い変異体は殺され、ネビュラはガモーラの変異体をサノスに対して寝返らせることに成功します。

アイアンマンの犠牲でサノスは倒されました。ガモーラの変異体はガーディアンズには加わらず宇宙に消えます。ガモーラに気のあったクイルは、ガーディアンズとともに彼女を探すことにします。

ソーはアスガルドの王位をヴァルキリーに譲って、自分探しのためガーディアンズとともに宇宙を旅することにしたのでした。

『ソー:ラブ&サンダー』(2022年)でガーディアンズが登場する場面

『ソー:ラブ&サンダー』の最初で、ソーが自堕落な生活をあらためて、ガーディアンズとともに宇宙の冒険に出る姿が描かれます。

ある惑星で神様が死んだ後に神殿を占拠したならず者たちを倒したソー。彼はお礼に2頭の気性の激しい大きなヤギをもらいます。死んだヨンドゥの手下のクラグリンまで加わって手狭になった宇宙船のなかで大きなヤギを飼うことに、ガーディアンズの仲間たちは良い顔をしません。そこにゴアが宇宙の神々を殺しているという救難信号が舞い込んできます。

そのなかのひとつは、ソーの幼なじみ・シフが危険に瀕しているものでした。クイルはソーにガーディアンズと別れてシフを助けに行くように勧めます。

クイルはソーと2人きりで話し合い、ソーに自分が誰であり、自分が愛するひとはだれであるか探すように言います。

この心のこもった言葉に背中を押されて、ソーはコーグとヤギたちを連れてガーディアンズの宇宙船を去るのでした。

この冒頭の場面以外に、『ソー:ラブ&サンダー』でのガーディアンズの出番は存在しません。

また、「エンドゲーム」でガーディアンズとは別れたガモーラの変異体も、『ソー:ラブ&サンダー』には登場しません。

MCUにおけるガーディアンズの今後の出番は?

最後に今後MCUでガーディアンズが登場する作品を紹介します。

『アイ・アム・グルート』(2022年)

2022年8月10に配信が開始される『アイ・アム・グルート』は、ベイビー・グルートの成長を描いた短編アニメのシリーズです。全5話が予定されています。

MCUの時系列でいつのものであるか不明ですが、ガーディアンズも登場するかもしれないと期待されています。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル』(2022年)

「ホリデー・スペシャル」は2022年12月ころにDisney+で配信される見込みのオリジナル作品です。

監督・脚本は映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズでおなじみのジェームス・ガン。「ラブ&サンダー」と「Vol.3」の間に位置する作品で、ここでガモーラも含めてガーディアンズのメンバーが再結集します。

ガン監督によれば、この作品は単体で完結するのではなく、MCUの大きな物語の本質的な部分をなすとのことです。MCUファンはますます見逃せない作品になりそうです。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』(2023年)

2023年5月5日には、ガーディアンズの新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』の公開が控えています。

この映画にはガーディアンズのメンバーがもちろん勢揃い。さらに「リミックス」からアイーシャ(エリザベス・デビッキ)やスタカー・オゴルド(シルヴェスター・スタローン)といった大物キャストも続投です。

これに加えてウィル・ポールター扮するアダム・ウォーロックがいよいよMCUに登場。そのほか役の名前は不明ですが、チュクウディ・イウジ、ダニエラ・メルシオール(「スーサイド・スクワッド2」のラットキャッチャー2)、マリア・バカローヴァも出演する予定です。

「Vol.3」は、このヴァージョン・メンバーでのガーディアンズの最後の作品になると言われています。彼らの冒険がどのような展開を見せるか、今から楽しみです。

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