【映画用語】オフ・シーン/オフとは

2022年7月19日火曜日

映画用語

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Anna Marie・ベルリン・リポート
オフ・シーンとは、画面に映っている範囲の外から入ってくる音声を指す、日本独特の録音関係用語です。 ※この記事は映画用語集の一項目です。

オフ・シーンは日本語

オフ・シーンは、オフ=外とシーン=場面を合わせて日本で作られた録音関係の用語です。

観客からは見えない、画面には映っていない空間のことを「オフ」、そこで行われている演技を「オフ芝居」という呼び方もあります。

オフ・シーンの例

オフ・シーンの例は、セリフの聞き手だけが画面に写っており、画面に写っていない人物が語るセリフの音声です。

ちなみに日本では、ナレーションはオフ・シーンに含めません。

オフ・シーンの英語はoffscreen

オフ・シーンにあたる英語はoffscreenです。

Off cameraまたはoffstageとも言い、演劇、映画、テレビで舞台の上や画面のフレームには見られず、音やセリフ、ナレーションで観客に暗示されるだけの出来事を指します。

英語のOffscreenが広く画面外の動作や出来事を指すのに対して、日本語のオフ・シーンは音声のみを指します。

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