成人映画とはどういう意味ですか?
日本で成人映画とは、映倫が、性や暴力の描写を基準に、18歳以下の青少年の鑑賞を規制するべきであると判断した映画を指します。
映倫(一般財団法人映画倫理機構)は、日本で映画作品の内容を審査し、レイティング設定を行っている組織です。
1998年に映倫は、審査基準を改定して、従来の「成人映画」は「R-18」と改称し、「一般映画」との間に「PG-12」「R-15」という2段階を設けました。
さらに2009年映倫は「映画倫理綱領」を制定し、レイティングを刷新し、「R-18」に代わる「R18+」を設置しています。
実験的映画や普通の映画も成人指定を受ける場合がある
日本で成人映画であると見なされるかどうかは映倫が判断するため、アヴァンギャルドやアンダーグラウンド映画、さらに通常の映画でも性や暴力の描写を理由に、日本で成人映画に指定された例は少なくありません。
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