【2019年】夏のベルリン観光オススメ10選【地図付き】

2019年7月1日月曜日

ドイツ ベルリン 観光

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ベルリン大聖堂、夏

ドイツ・ベルリンの夏は東京と比べると湿気が少なく晴れの日が多いので観光には最適です。それでも30度を超える暑い日の観光は体力を消耗しがちです。観光ガイドブックにはあまり書かれていない夏でも涼しい観光スポットを紹介します。


夏のベルリン観光のオススメ1:ルストガルテンの噴水

ルストガルテンの噴水、夏のベルリン観光地

博物館島にあるルストガルテン庭園には大きな噴水があります。ここで涼みながら有名なベルリン大聖堂を正面からゆっくりと鑑賞することができます。

ベルリン大聖堂は現在改修が計画されていますので、見学しておくなら今のうちです。




夏のベルリン観光のオススメ2:ベルリン大聖堂の地下

ベルリン大聖堂の地下、夏のベルリン観光地

ベルリン大聖堂の地下には、神聖ローマ帝国の選帝侯やプロイセン王などを輩出したホーヘンツォレルン一族の棺が安置されています。

16世紀終わりから20世紀初頭までのさまざまなスタイルで装飾された94の棺が涼しさを誘います。

地図:ベルリン大聖堂



夏のベルリン観光のオススメ3:シュプレー川の遊覧船

博物館島、シュプレー川、遊覧船、夏のベルリン観光地
ベルリン大聖堂や博物館島の近くを流れるシュプレー川の遊覧船に乗るならば、寒くなくて天気のいい日が多い夏が最適です。

お値段の目安は1時間ツアーで1人15ユーロ(約1,800円)、4時間ツアーで1人23ユーロ(約2,760円)です。


夏のベルリン観光のオススメ4:連邦議会議事堂・白い十字架公園

連邦議会議事堂、シュプレー川、、夏のベルリン観光地

先程あげたルストガルテンから大聖堂とは反対側にある橋を渡り右に曲がります。少し距離はありますが涼しい川沿いに歩いていきますと、やがて連邦議会議事堂(ライヒスターク)と首相官邸が見えてきます。

連邦議事堂脇のシュプレー川沿いには、ベルリンの壁を超えて西ベルリンに逃げようとして犠牲になった人たちを追悼する「白い十字架公園」があり、多くの人に親しまれています。




夏のベルリン観光のオススメ5:水族館

ベルリン動物園、水族館、夏のベルリン観光地
連邦議会議事堂前の停留所からS+U Zoologischer Garten行の100番のバスに乗りますと、やがて西ベルリンの動物園につきます。

ここの水族館の中は夏でも23度ぐらいに保たれており、とても涼しいです。寒がりの方は長袖を用意したほうがいいでしょう

地図:



夏のベルリン観光のオススメ6:「ベルリン地下世界協会」主催ツアー

ベルリン、地下ツアー、夏のベルリン観光地

地下は夏でもひんやりとしていますが、さらにゾットするような地下ツアーがベルリンにはあります。「ベルリン地下世界協会」Berliner Unterwelten e.V.の主催する、ベルリンの地下ガイドツアーです。

予約の必要はなく、現地に決まった時間に行ってチケットを購入してツアーに参加します。詳しくはこちらをご覧ください。(英語)Guided Tours・Public Toursに詳細が書かれています。

ツアーのテーマは、第2次世界大戦の防空壕が2種類、冷戦期のシェルターが2種類の合計4種類です。


夏のベルリン観光のオススメ7:野外シネマ

野外シネマ、夏のベルリン観光地、St Matthew church Berlin-Tiergarten
ベルリン市内では、夏にいくつかの場所で野外シネマを開催しています。突然夕立に見舞われるかもしれませんから、レインコートなど雨の装備もしておいたほうが無難です。

文化フォーラムの野外シネマ

ポツダマー・プラッツからシュプレー川に向かって歩いていくと、ベルリン・フィルハーモニー・ホールなどがある文化フォーラムに着きます。ここの広場で夏の間毎日午後9時以降野外シネマが開催されています。

詳しいプログラムはこちらをご覧ください。

地図:


わたくしは映画が大好きで、観たいと思った作品は言葉がわからなくても勝手にこちらでセリフを考えながら鑑賞して楽しんでいます。夏の夕涼みにいかがでしょうか。

その他の野外シネマ

フリードリヒスハインやクロイツベルクといった若者に人気のある地域でも、夏に野外シネマをやっています。観光地からは少し離れますが、若いベルリンの国際的な雰囲気に浸るのもよいかもしれません。

詳しいプログラムはこちらをご参照ください。


夏のベルリン観光のオススメ8:グルーネヴァルト狩猟館

グルーネヴァルト狩猟館、、夏のベルリン観光地

ベルリン南西シュテーグリッツ=ツェーレンドルフ区にある、グルーネヴァルトの森と湖に囲まれた王様の狩の館です。

ルネサンス様式の建物は元来16世紀に建てられたものでベルリン最古の宮殿といわれています。中には狩りの道具や絵画が展示されています。

交通の便はあまりよくなく、バス停Königin-Luise-Str./Clayalleeから1.2kmほど歩かなければなりませんが、この森は散歩やビクニックにうってつけなので普段からベルリン市民の格好の憩いの場として親しまれています。

地図:



夏のベルリン観光のオススメ9:プファウエン(クジャク)島

プファウエン(クジャク)島、夏のベルリン観光地
ベルリン郊外南西にあるヴァン湖に浮かぶ長さ1.5km、幅500メートルの島がプファウエン(クジャク)島です。名前の通りクジャクが今でも放し飼いにされています。18世紀末に建てられた白い館は、1840年代以後ほとんど使われていなかった上に、戦災も免れたので当時のオリジナル家具が保存されている大変貴重なものです。

島全体が自然保護区域とユネスコ世界遺産に指定されており、ベルリンからの格好の日帰り旅行スポットになっています。

交通はS7番線のヴァンゼー駅で降りて218番線のバスに乗ってプファウエン島停留所までいきます。ここから4ユーロ(約480円)払って渡し船で島に上陸します。

地図:



夏のベルリン観光のオススメ10:森林サイクリング

グルーネヴァルト、森林サイクリング

ベルリン南西に広がる森林グルーネヴァルトはサイクリングに最適の場所です。街の中心部と違い自動車の交通量も少ないので安全にサイクリングを楽しむことができます。

グルーネヴァルト、駅

夏の日を浴びながら風を切って森の中を自転車で走るのは、とても爽快な気分にしてくれます。街の中心部から1時間もしないで都会の喧騒を忘れることができるのは、ベルリンのよいところです。

グルーネヴァルト、貸自転車

自転車レンタルはS7番線グルーネヴァルト駅北西口を出てすぐのところにあるレストランScheuneのレンタルがオススメです。自転車の台数は多くありませんが1日15ユーロ(約1,800円)で自転車と地図を貸してくれるので便利です。

地図:



夏のベルリン観光:暑さに気をつけて涼しい観光を

ブランデンブルク門、夏のベルリン観光地

今回は夏のベルリンのオススメ観光地の中から涼しそうなところを10点ピックアップしてみました。空気が乾燥していますので皮膚から水分が蒸発しやすく、知らないうちに水分不足になりがちです。ペットボトルのミネラルウォーターなどでこまめに水分補給をしましょう。

ベルリンの観光名所をしっかりと見たい場合には、まだ涼しい午前中に動物園と水族館を観たあと近くで昼食、暑さが厳しくなる午後は博物館島や大聖堂の室内で過ごし近くで夕食、夜は文化フォーラムで野外シネマといった順番で周ると涼しくて良いでしょう。

ベルリン名物のアイスを食べるのも涼を取るのに最適です。

ベルリンを何度も訪れている方などには、地元ガイド付きの地下ツアーやクロイツベルクの野外シネマ、森や湖への日帰りピクニック、郊外サイクリングなどがオススメです。

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