カメラワークの基本要素
被写体に対する角度を示すカメラアングルは、写真や動画の撮影技法であるカメラワークの基本的な3要素のひとつです。
あと2つのカメラワークの基本要素は、被写体に対する位置を示すカメラポジションと、被写体の大きさを示すフレームサイズです。
アングルの種類
カメラアングルは視点の位置によって3種類に分類されます。
高い視点から被写体を撮るのがハイアングル(俯瞰)、目の高さと同じレベルがフラットアングル、低い視点から見上げるように撮影するのがローアングル(あおり)です。
アングルの使い方
カメラアングルを使い分けることで、観客にさまざまな視点から被写体を見るように促せます。
カメラアングルの基本はアイレベルと水平のフラットアングルです。
全体を見渡したり、被写体の小ささを強調したりする場合には、ハイアングルが使われます。
反対に、被写体の大きさや威圧感を表現したい場合には、ローアングルを用います。
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