アート・シアターの歴史
アート・シアターは1950年代頃から、アメリカの学生街やニューヨークなど大都市で広まりました。1957年には、オーストリア、ベルギー、イギリス、フランス、ドイツ、スイスの芸術映画専門映画館の代表者が「国際アート・シアター連盟」を結成。これらの映画館はハリウッド映画とは異なる作家性の高い作品や、ヌーヴェル・ヴァーグなどヨーロッパ映画の新しい潮流を普及させることに貢献しています。
日本におけるアート・シアター
こういった動きに触発され、日本でも1961年にアート・シアターの全国チェーンの設立を目指す株式会社日本アート・シアター・ギルド(ATG)が発足。1966年からは独自の作品も製作しています。
日本ではミニシアターや名画座がアート・シアターに近い役割を果たすことが多いです。
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