映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のあらすじと結末をネタバレ解説!ボンド死亡?

2021年9月29日水曜日

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映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ポスター
ダニエル・クレイグ演ずるジェームズ・ボンドはついに映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で死亡するのでしょうか? この記事では映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のあらすじと結末を解説します。ネタバレになっていますので未鑑賞の方はご注意ください。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の作品情報

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スライドショーは英国ロンドン・ロイヤル・アルバート・ホールにおけるプレミア上映イベント。ラシャーナ・リンチ、ダニエル・クレイグ、レア・セドゥ、キャリー・ジョージ・フクナガ、チャールズ皇太子、ラミ・マレック

  • 原題:No Time to Die
  • 監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
  • キャスト:ダニエル・クレイグ、ラミ・マレック、レア・セドゥ
  • 公開日:2021年9月28日、英国ロンドン・ロイヤル・アルバート・ホールにてプレミア上映
  • 上映時間:2時間43分
  • 製作国:イギリス、アメリカ

前作『007 スペクター』から5年後、現役を退いたジェームズ・ボンドは、ジャマイカで静かに暮らしていました。

そのような彼のもとを『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)以来の旧友であるCIAエージェント・フィリックス・ライターが訪れます。ライターはMI6の研究所から誘拐された科学者の行方を探す手伝いをしてほしいとボンドに頼みます。

断りきれず現役復帰したボンド。やがて危険な最新ナノテクノロジーを操る謎の敵の魔の手は、5年前に別れたボンドの恋人・マドレーヌにも迫るのでした……。

ダニエル・クレイグが演ずるジェームズ・ボンドの最後の作品となるこの映画、予想を裏切る衝撃の結末が待っています!

監督・脚本を務めるキャリー・ジョージ・フクナガ(『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』)はアメリカ人として初めて007シリーズのメガホンを握りました。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』予告編

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ノー・タイム・トゥ・ダイの意味

ノー・タイム・トゥ・ダイは「死ぬ時間はない/死ぬ時間ではない」という意味です。

しかし、ここで紹介するあらすじと結末から、ノーとタイムの間にコンマが隠されているのではないか、とタイトルに隠された意味を推測する人もいます。

ノーとタイムの間にコンマを入れるとNo, Time to Dieになって「いや、死ぬ時間だ」という逆の意味になりますね。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の登場人物・キャスト

あらすじの紹介に入る前に登場人物とキャストを簡単に紹介しておきます。各項目は「役の名前:俳優の名前(日本語版声優の名前)」の順番です。

ジェームズ・ボンド:ダニエル・クレイグ(藤真秀)

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

ジェームズ・ボンドはこの映画の主人公で元MI6エージェント。ジャマイカに引退していたところ旧友のフィリックス・ライターの依頼で現役復帰します。

サフィン:ラミ・マレック(中井和哉)

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

サフィンはこの映画の最大の悪役。なぜかボンドの元恋人・マドレーヌ・スワンに近づきスペクターの首領・ブロフェルドの命を狙っています。

マドレーヌ・スワン:レア・セドゥ(園崎未恵)

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

マドレーヌ・スワンは前作『007 スペクター』のボンド・ガール。ボンドと新しい生活をはじめるはずでしたが、事情があって彼とは別れていました。

マドレーヌ・スワンというキャラクターについての詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

この記事ではダニエル・クレイグ演ずるジェームズ・ボンド最後の恋人であるマドレーヌ・スワンについてくわしく解説します。映画『007 スペクター』と『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のネタバレを含みますので未鑑賞の方はご注意下さい。

ノーミ:ラシャーナ・リンチ(斎賀みつき)

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

ノーミはMI6でボンドの後継者として007番号が与えられた、殺しのライセンスを持つ新たな00エージェントです。

パロマ:アナ・デ・アルマス(水樹奈々)

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

パロマはキューバでボンドやライターを支援するCIAのエージェントです。

M:レイフ・ファインズ

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

Mはイギリス秘密情報部(SIS、通称・MI6)の長官です。

Q:ベン・ウィショー

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

QはMI6の兵器開発主任で、ボンドを技術的な面からサポートします。

イヴ・マネーペニー:ナオミ・ハリス

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

マネーペニーはMの秘書ですが、これまでボンドを裏から支えてきました。

フィリックス・ライター:ジェフリー・ライト

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

フィリックス・ライターは『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)以来のボンドの親友であるCIAエージェントです。

ビル・タナー:ロリー・キニア

ビル・タナーはMを補佐する主席秘書官です。

エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド:クリストフ・ヴァルツ(山路和弘)

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

エルンスト・スタヴロ・ブロフェルドはテロ組織・スペクターの首領、ボンド育ての親の実子で、ボンドにとっては兄弟と同じです。前作『007 スペクター』でボンドによって捕らえられ、刑務所に収監されています。

プリモ:ダリ・ベンサラ

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

プリモはボンドと南イタリア・マテーラで戦う敵の傭兵です。

ヴァルド・オブルチェフ:デヴィッド・デンシック(多田野曜平)

オブルチェフはMI6でナノテクノロジーの研究に従事していたところをスペクターに誘拐された科学者です。

ローガン・アッシュ:ビリー・マグヌッセン(浪川大輔)

ローガン・アッシュはライターとともにオブルチェフの行方を探すCIAと国務省の連絡員です。

マチルド:リサ=ドラ・ソネット

マチルドはジェームズ・ボンドとマドレーヌ・スワンの間に生まれた女の子。5年前にボンドと別れたマドレーヌは彼女のことを彼に隠してひとりで育てていました。

マチルド役を演じるのはリサ=ドラ・ソネットという名前の5歳の子役で、この映画が長編映画デビューとなります。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のあらすじ:1. マドレーヌとの破局

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の物語はこれまでのシリーズ4本の作品のストーリーと関連しており、鑑賞前には過去の作品、特に『007 スカイフォール』を復習しておくことがおすすめです。ダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンド/007シリーズの全作品のまとめは以下の記事で詳しく解説しています。

この記事ではダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じた007シリーズ全5作品の歴史を振り返ります。さらにダニエル・クレイグの007シリーズを追加料金無料でまとめて観られる動画配信サービスも紹介しました。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』はマドレーヌ・スワンの子ども時代から始まります。マドレーヌの母親はサフィンによって殺されました。サフィンに追いかけられたマドレーヌは氷の海に落ちますが、サフィンによって救出されます。

時代は移って、前作『007 スペクター』の直後。南イタリア・マテーラでボンドはマドレーヌと新たな生活を始めようとしていました。ボンドは『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)のときの恋人・ヴェスパー・リンドのことをマドレーヌに話します。

マドレーヌはボンドに彼女の墓を訪れることを勧めます。しかし、リンドの墓はボンドの目の前で爆発しました。脱出したボンドはホテルでマドレーヌをピックアップして追手を振り切り逃亡します。

ですが、彼女が自分を裏切ったのではないかと疑ったボンドはマドレーヌと別れてしまいました。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のあらすじ:2. ボンド現役復帰

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

5年後、MI6の研究施設から科学者であるオブルチェフが誘拐されます。彼は接触で感染するウィルスのようなナノボットを開発していました。このナノボットは特定のDNAに反応するよう設計されており、ある特定の人物に対してだけ害を及ぼすようプログラミングできるのです。

ジャマイカに引退していたボンドをフィリックス・ライターとCIAと国務省の連絡員・ローガン・ラッシュが訪れます。彼らはオブルチェフ捜索にボンドの協力を求めますが、ボンドは断りました。

その夜、ボンドの後継者となっていたノーミがボンドを探してやってきます。ノーミはボンドにナノボットの件を打ち明けました。ナノボットのプロジェクトはMが推進したものだったのです。ボンドは仕方なくライターたちに協力することにします。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のあらすじ:3. スペクターに潜入、アッシュの裏切り

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

ボンド、ライター、アッシュの3人はキューバに飛んでCIAエージェントのパロマと合流します。ボンドとパロマはスペクターの会合に忍び込んでオブルチェフを救出しようとしますが罠にはめられました。

ラウドスピーカーを通してブロフェルドはナノボットでボンドを殺すよう命じます。しかし、サフィンの命令でオブルチェフがプログラムを変更したナノボットはボンドでなくスペクターの幹部たちを皆殺しにしました。

オブルチェフを救出したボンドは船でライターやアッシュと合流したものの、アッシュが裏切りオブルチェフを連れて逃走。船は爆破され、アッシュに撃たれたライターは死亡し、ボンドは命からがら脱出します。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のあらすじ:4. ブロフェルドの死

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

ボンドはMと面会しますがMはボンドの協力を拒否。ボンドはQとマネーペニーによって監獄でブロフェルドと面会するチャンスを得ます。

同じ頃、サフィンがロンドンでマドレーヌを訪れ、彼女自身がウィルスに感染するよう脅迫します。マドレーヌは刑務所に収監されているブロフェルドと唯一コンタクトのある人物であるため、サフィンはマドレーヌを使ってブロフェルドをウィルスに感染させて殺害する計画です。

しかし、マドレーヌは思いがけず刑務所でボンドに出会い、彼にウィルスを感染させてしまいました。取り乱したマドレーヌはブロフェルドに会わずに刑務所を後にします。

ブロフェルドはボンドに5年前マテーラでボンド襲撃を計画したのは自分であると打ち明けます。ブロフェルドはボンドにマドレーヌが彼を裏切ったように思わせることで復讐しようとしたのです。

怒り狂ったボンドはブロフェルドに襲いかかり、彼にウィルスを感染させて殺してしまいました。Qはウィルスがマドレーヌからボンドに感染したものであることを見抜きます。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のあらすじ:5. サフィンの正体と真の目的

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

ボンドはマドレーヌが彼女の子ども時代を過ごしたノルウェイの家にいるのを見つけました。彼はマドレーヌにマチルドという名の5歳になる娘がいることを知ります。しかし、マドレーヌはボンドにマチルダは彼の子どもではないと言います。

さらに、マドレーヌは彼女とサフィンの関係を打ち明けました。少年時代にミスター・ホワイトによって両親を殺されたサフィン。彼は復讐のため、マドレーヌの母であるミスター・ホワイトの妻を殺したのです。

そしてサフィンは彼の両親を殺した総元締めのスペクターを壊滅させようとしています。

やがてノーミからサフィンがマドレーヌのところに向かっていると連絡が入りました。ボンド、マドレーヌ、マチルドの3人はジープで逃亡。ボンドは追跡するサフィンのエージェントとアッシュを倒しますが、マドレーヌとマチルドはサフィンによって連れ去られます。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のあらすじ:6. ボンドとノーミ、サフィンの基地に潜入

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

Qの調査で、サフィンは第2次世界大戦のとき基地に使われていた日本とロシアの間にある島にいることがわかりました。

ボンドとノーミは飛行機でサフィンの島に潜入、サフィンがナノボットを何百万人もの人間に対する生物兵器として使おうとしていることを知ります。これ以上ナノボットが生産されないようにするためには、島にある基地を破壊しなければなりません。

ノーミはオブルチェフを人質にとり、ボンドはマチルドを連れたサフィンを追い詰めます。サフィンはマチルドがボンドの子どもであることを匂わせます。ボンドはサフィンの手下を倒したものの、サフィンには逃げられました。

しかし、マチルドはサフィンの手を逃れてボンドたちに合流します。オブルチェフは人質としての役目が済んだので、ノーミによって殺されます。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の結末:愛するひとたちを守るため自ら犠牲になるボンド

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

ノーミはマドレーヌとマチルドを連れて島を脱出、ボンドはサフィンの基地を破壊するため島に残りました。Mが島へのミサイル攻撃を命令したことを知ったボンドは、島にあるミサイル・サイロの扉を開き、ミサイルの誘爆でサフィンの基地が完全に破壊されるようにするつもりです。

しかし、その前にボンドはサフィンと一騎打ちになり、重傷を負います。サフィンはボンドに新しいナノボットを感染させたと言います。

そのナノボットはマドレーヌとマチルドのDNAに反応して彼女たちを殺害するようプログラムされているのです。ボンドが一度でも触れると、彼女たちはナノボットで殺されてしまいます。

ボンドは最後の力を振り絞ってサフィンを殺し、島のミサイル・サイロの扉を開けます。

ボンドはQの助けでマドレーヌにつなげてもらい、彼女を愛していると伝え、マチルドとともに生きるようにと言いました。

マドレーヌはボンドに彼こそマチルドの本当の父親であることを打ち明けます。やがてMの発射したミサイルが着弾し、ボンドは基地の爆発に巻き込まれました。

MのオフィスでMI6のスタッフがボンドを偲んで乾杯します。

最後にマドレーヌはマチルドをマテーラに連れていき、ボンドのことを話して聞かせるのでした。

ダニエル・クレイグ最後のボンドにふさわしい感動的な結末

この記事では映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のあらすじと結末を解説しました。

2006年に公開された『007 カジノ・ロワイヤル』を皮切りに合計5本の映画でジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグの時代は感動的な結末で締めくくられました。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の上映時間は007シリーズ最長の2時間43分!豪華なアクションはもちろん、今までにない感動的なシーンも盛りだくさんで、ダニエル・クレイグ最後のジェームズ・ボンドにふさわしい大作となっています。

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