映画『ミッドウェイ』は歴史に忠実な巨大スペクタクル!見どころ、あらすじ、キャストも解説

2020年9月9日水曜日

映画 戦争

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映画『ミッドウェイ』
映画『ミッドウェイ』は2019年に公開されたアメリカ製作の戦争映画です。太平洋戦争序盤の日米空母の決戦を、アメリカ海軍の2人の将校の視点から描いています。上映時間2時間18分、真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦までの空母「エンタープライズ」の活動をカバーしており、見ごたえのある作品です。

この記事では映画『ミッドウェイ』の見どころ、あらすじ、歴史的考証も含めたネタバレ解説などを紹介します。特にあらすじをじっくりと紹介し、解説ではアメリカの側の歴史考証を取り上げてみました。

映画『ミッドウェイ』の予告編と見どころ

最初に映画『ミッドウェイ』の予告編と見どころを手短に紹介します。

映画『ミッドウェイ』予告編



1分8秒ほどの動画ですが、真珠湾攻撃やミッドウェイ海戦の戦闘シーンの様子がわかると思います。

次は2分30秒の英語版予告編です。

太平洋戦争序盤の決戦を、アメリカ海軍パイロットの視点で描く

太平洋戦争の序盤、無敵の日本機動部隊とアメリカの空母が太平洋の真ん中のミッドウェイ島を巡って激突した「ミッドウェイの戦い」。この戦いで日本海軍はアメリカ海軍の待ち伏せを受けて4隻の航空母艦を沈められ、戦争の主導権を失ってしまいます。

本作は、太平洋戦争の転機となったこの戦いを、アメリカの空母「エンタープライズ」の爆撃機パイロットや、日本の暗号を解読した情報将校の視点から描いた戦争大作です。

監督は『インデペンデンス・デイ』や『パトリオット』などスケールの大きいアクション映画で、「ハリウッドの破壊王」と呼ばれるローランド・エメリッヒ。大手スタジオに企画が通らなかったにもかかわらず、インディ系では破格の1億ドルの予算を集めて製作にこぎつけました。

CGIを駆使した派手な戦闘シーンが大きな見どころですが、歴史にもどついた考証も行き届いた見ごたえのある作品に仕上がっています。

【原題】 Midway
【上映時間】 2時間18分



映画『ミッドウェイ』のあらすじ

本作のストーリーは、パイロットのディック・ベストと情報将校のエドウィン・レイトンという2人の男を中心に展開されます。 太平洋戦争序盤の半年間を描いた本作は、カバーする出来事や人物も非常に多いため、ここでは通常よりも詳しくあらすじを紹介しましょう。

開戦前夜

1937年12月、東京で行われた海軍将校の懇親会で、山本五十六はアメリカ海軍武官補・レイトンと、緊迫する日米情勢について語り合います。山本は、もし日本の石油の輸入が脅かされれば、日本は戦争を始めるだろうと、ワシントンの米政府に伝えることを、レイトンに頼みます。

真珠湾攻撃



その4年後の1941年12月、ハワイ沖の米空母「エンタープライズ」では、SBDドーントレス爆撃機の操縦士ディック・ベストが訓練に明け暮れていました。

そこに真珠湾が日本の機動部隊によって空襲されたという連絡が入ります。ディックの友人で戦艦「アリゾナ」当直士官のロイは、炎上して沈没する船から水兵を退避させて自分は戦死。ディックと同じく空母「エンタープライズ」の爆撃機のパイロット・ディッキンソンは、ハワイ上空で零戦に撃墜され、パラシュートで脱出します。

一方、空母「エンタープライズ」は日本の機動部隊に反撃するため、直ちに攻撃隊を発進。しかし日本の機動部隊がいる場所とは逆の南に向かったため、この攻撃は空振りに終わります。

ディックは、親友の戦死を悼み、日本軍への復讐を誓います。

マーシャル・ギルバート諸島空襲



真珠湾攻撃後、日米ともに次の作戦を考え始めました。山本連合艦隊司令長官はミッドウェイ攻略の計画を密かに作成するように指示。一方、ニミッツ太平艦隊司令長官は、日本に反撃するためマーシャル・ギルバート諸島空襲を計画。日本軍の罠にはまらないように、情報将校のレイトンに日本海軍の情報収集を命じます。

1942年2月、空母「エンタープライズ」はマーシャル諸島を奇襲。ディックは島の飛行場を爆撃した後、迎撃に上がった日本の戦闘機も撃墜する大活躍、無事母艦に帰投します。

一方「エンタープライズ」が攻撃隊を収容したのも束の間、日本軍の爆撃隊が米艦隊を襲撃。対空砲火で損傷を受けた日本軍機が「エンタープライズ」に体当たりを敢行しようとします。これをブルーノ・ガイド2等兵が甲板上に駐機していたSBDドーントレスの機銃を使って撃墜。艦橋に呼ばれたガイドは、その場で1等飛行兵への昇進が言い渡されます。

無事ハワイに帰ったディックは妻・アンを連れてダンスに。彼女は会場にいた「エンタープライズ」爆撃隊長・マクラスキーに、「どうしてディックは飛行隊の指揮を執らせてもらえないのか」と聞きます。これに対してマクラスキーは、「生還できない可能性のある任務に出撃するのに、そのことを気にしない男についていくことは難しい」と答えるのでした。

ドーリットル空襲、珊瑚海海戦

1942年4月、ディックが勤務する空母「エンタープライズ」は、東京を空襲するB25爆撃隊を積んだ空母「ホーネット」を護衛する任務につきます。続いて5月に「エンタープライズ」は、パプア・ニューギニアの珊瑚海の海戦の救援に赴きます。しかし時すでに遅く、アメリカ海軍は貴重な空母「レキシントン」を失い、「ヨークタウン」も大損害を受けました。

ここで雷撃隊の効果が上がらないことを憂慮したハルゼー提督は爆撃隊も積極的に攻撃に参加することを命令。マクラスキーが「エンタープライズ」の飛行隊長に任命され、ディックは爆撃隊長に昇格しました。

ミッドウェイ攻略決定、アメリカ軍による日本の暗号解読



一方、東京を空襲された日本軍は、太平洋でアメリカの空母をおびき寄せて撃滅するため、ミッドウェイ島の攻略を決定。このため日本海軍は、大型空母4隻を含む機動部隊を主力とした、複雑な作戦を立案します。

作戦の日が近づくにつれて、ハワイの太平洋艦隊は、「AF」と呼ばれる地点に関する日本軍の無電を傍受し、攻撃が計画されていることを察知。ハワイの暗号解読施設でレイトンらと協議したニミッツ太平洋艦隊司令長官は、「AF」はミッドウェイ島と確信します。

しかし日本軍の次の攻撃は南太平で行われると考える、首都・ワシントンの情報部を納得させる必要が。そこでレイトンは、ミッドウェイ島の守備隊に、「島で水が不足している」と平文で打電するように司令します。やがて日本軍の無電が「AF」で水が不足していると報告したため、「AF」がミッドウェイ島であることが確実になりました。

ミッドウェイ島北東に米機動部隊集結

この報を受けてニミッツ太平洋艦隊司令長官は、すべての空母を使って日本軍を待ち伏せすることを決定。「エンタープライズ」と「ホーネット」は南太平洋から呼び戻され、珊瑚海海戦で大破した「ヨークタウン」も突貫工事で戦列に復帰させます。

一方、ミッドウェイ島の守備隊にも増援を派遣。そのなかには、戦争ドキュメンタリーを撮影するためにハリウッドからやってきた、ジョン・フォード監督の姿もありました。

ミッドウェイ決戦前夜、アメリカの空母はミッドウェイ島北東沖に集結。決戦の朝、不安で食欲のないパイロットたちに、ディックは「長い1日になるから、少しでも腹に入れておけ」と率先して朝食を食べるのでした。

日本機動部隊のミッドウェイ空襲、ミッドウェイ島航空隊の反撃

ミッドウェイの戦いは、日本機動部隊のミッドウェイ島空襲で火蓋を切りました。日本軍の爆弾が降り注ぐなかフォード監督は、絶好の撮影の機会と防空壕にも入らずカメラを回させます。

これに対して日本の機動部隊を発見したアメリカ軍は続々と反撃の飛行隊を投入。しかし練度の低いアメリカ軍機は、次々と日本の零戦や対空砲火の餌食になりました。

米機動部隊の反撃、日本機動部隊全滅

映画『ミッドウェイ』
一方、アメリカの空母も日本の機動部隊に向けて攻撃隊を発進させます。速度の遅い雷撃隊が低高度で侵入し、零戦の攻撃を受けて全滅する一方で、爆撃隊は無傷で日本の空母の上空に到達。マクラスキー率いる「エンタープライズ」の爆撃機は空母「加賀」、「蒼龍」に爆弾を命中させます。

攻撃中に空母「赤城」が無傷でいるのに目をつけたディックは、機転を利かせて部下の爆撃隊を率いて「赤城」を攻撃、大破させます。

ディックはこの攻撃の途中で、二酸化炭素を除去する装置の不具合のため、吐血するほど肺に損傷を受けますが、何とか「エンタープライズ」に帰還。その後ただちに午後の攻撃に飛び立ちます。ディックたちの活躍で日本の空母「飛龍」も大破し、南雲機動部隊の空母は全滅。ディックは1日の間に日本の空母2隻を大破させた、ヒーローとなりました。

ハワイに帰投したアメリカ艦隊を出迎えるレイトン。そこには車椅子で上陸し、妻子と再会するディックの姿もありました。

【ネタバレ解説】映画『ミッドウェイ』はどこまで歴史に忠実か?

映画『ミッドウェイ』は、エメリッヒ監督ということもあり派手なアクションシーンに目を奪われますが、実は歴史考証にもとづいた作品です。

特に1976年公開のチャールトン・ヘストンやヘンリー・フォンダが出演した映画『ミッドウェイ』に比べると、格段に歴史に忠実であると言えます。

日本のことに関しては詳しい人も多いと思いますので、他の専門家に論を譲り、ここではアメリカ側の歴史考証について解説します。

ブルーノ・ガイドは本当に日本の爆撃機を撃墜したの?

映画『ミッドウェイ』 ニック・ジョナス演じるブルーノ・ガイド
本作序盤の見せ場の1つに、マーシャル諸島を攻撃した空母「エンタープライズ」に、日本の爆撃機が体当たりを試みるシーンをあげることができます。

この爆撃機はニック・ジョナス演じるブルーノ・ガイド2等飛行兵によって撃墜され、「エンタープライズ」の飛行甲板に駐機していたSBDドーントレスの尾部を切断して海に落ちます。

このドラマチックなシーンは、本当におきた出来事を再現したものです。実際に胴体の後ろを切断されたSBDドーントレスの写真も残っています。

SBD severed tail USS Enterprise Feb 1942

映画ではガイドは艦橋に呼ばれて1等飛行兵への昇進を伝えられますが、実際には戦闘配置についていなかったために処罰されるのではないかと思い、隠れていたそうです。

このガイドですが、ミッドウェイ海戦では乗機が海上に不時着して日本の駆逐艦「巻雲」の捕虜になり、尋問の後に海におもりをつけて沈められます。本作で描かれるこの悲しい事件も、実話がもとです。

ディック・ベストの活躍は本当?

映画『ミッドウェイ』ディック・ベスト(エド・スクライン)
本作の主人公とも言えるディック・ベストはもちろん実在の人物で、脚色はありますが重要なエピソードは実話にもとづいています。

リチャード・「ディック」・ベストは1910年に生まれ、1932年アメリカ海軍兵学校を優秀な成績で卒業。軽巡洋艦勤務の後、フロリダ州ペンサコラ海軍基地で飛行訓練を受けて操縦士になりました。最初は戦闘機パイロットでしたが、1940年に空母「エンタープライズ」爆撃隊の操縦士に。その後の戦歴は映画で描かれているとおりです。ミッドウェイ海戦で「赤城」と「飛龍」の攻撃に加わったエピソードも、映画では演出がすごいですが、実話にもとづいています。

写真は、1942年1月、SBDドーントレスの前で撮影されたディック・ベスト(前列左から3人目)と「エンタープライズ」爆撃隊の搭乗員たち。

Bombing Squadron Six pilots Jan 1942

ディック・ベストは、ミッドウェイ海戦のときに二酸化炭素除去装置の不具合で水酸化ナトリウムを吸引、肺に損傷を受けて休眠状態の結核が発症しました。ハワイに戻って1年以上の入院治療の後、1944年に海軍から退役。その後カリフォルニア州サンタ・モニカに移り住み、ダグラス・エアクラフト(SBDドーントレスを作った会社)の研究施設に勤務します。1948年にこの施設はランド研究所に吸収され、ディックはここで1975年に退職するまで保安部門の長を務めました。2001年に91歳で亡くなっています。

本作でマンディ・ムーアが扮した奥様も実在しています。奥様との間には、娘さんと息子さんが1人ずついたそうです。

レイトンが日本軍の暗号を解読していたのは本当?

パトリック・ウィルソン演じる情報将校のエドウィン・レイトン 映画『ミッドウェイ』
ディック・ベストと並んで本作の物語の軸となるのが、パトリック・ウィルソン演じる情報将校のエドウィン・レイトン。彼も実在の人物で、物語の最初に山本五十六と話し合うエピソードまで、実話にもとづいています。

エドウィン・レイトンは1903年に生まれ、1924年にアメリカ海軍兵学校を卒業。戦艦勤務などの後、1929年から1933年まで日本語研修生として日本に滞在。帰国後、主に情報畑に勤務して、1937年に駐日アメリカ大使館海軍武官補として再来日。このとき日本の海軍次官であった山本五十六とも面識があったそうです。

1939年に帰国。掃海艇長などを努めた後、1940年12月に太平洋艦隊情報主任参謀に就任。真珠湾攻撃後、太平洋艦隊司令長官に就任したニミッツ提督の信頼を得て、1945年2月まで太平洋艦隊の情報参謀を務めました。本作でも取り上げられた、ハワイで日本海軍の通信を傍受し、暗号解読などを行う「ステーション・ハイポ」が集めた情報などから、ミッドウェイ海戦などの日本軍の行動を的確に予測しています。

映画では「ステーション・ハイポ」が楽器奏者を集めて日本の無電を傍受しているエピソードが描かれていましたが、これも実話。モールス信号の打ち方のリズムは1人ずつ違っており、リズムに敏感な楽器奏者は容易に信号を打っている人間を特定できたからです。

レイトンは第2次世界大戦後も海軍に残り、1959年に海軍情報学校長を最後に少将で退役。日本とも縁が深く、退役後は1963年までノースロップの極東部長として東京に滞在しています。1964年にカリフォルニア州に引退。

1984年に81歳で亡くなりました。没後1985年に『And I Was There: Pearl Harbor and Midway — Breaking the Secrets』という回想録が公刊されています。

1976年の映画『ミッドウェイ』では、チャールトン・ヘストンが扮したマシュー・ガースという役のモデルだと言われています。アメリカ海軍による日本軍の暗号解読に関しては、ジョセフ・ロシュフォール少佐の率いる「ステーション・ハイポ」に焦点が置かれることが多いのですが、今回の映画をきっかけにレイトンの果たした役割を見直す人も少なくないのではないでしょうか。

アメリカ海軍の空母や飛行機は正確に描かれている?

戦後75年近くたって、太平洋戦争時の飛行機や空母はほとんど残っていないため、これらのシーンはCGIなどを駆使して再現されました。このため空母や飛行機は、かなり実物に近い描写になっています。

空母の飛行甲板の一部は、モントリオールの巨大サウンドステージ内に再現され、ブルースクリーンを背景に撮影が行われました。エメリッヒ監督は「すべてのものが比較的完璧な再現である」と自負しています。

とは言え大げさな演出が得意のエメリッヒ監督。戦闘シーンなどは映画としては効果的ですが、歴史的には現実からかけ離れています。特にディック・ベストが、フラップも下ろさずエンジンも切って着艦するシーンや、失速して日本の戦闘機から逃げるシーンは完全な演出です。

さらに細かいことではミッドウェイ海戦時のSBDドーントレス爆撃機の照準器は、光像式ではなかったようです。当時の写真を見ると、風防から突き出る筒型の眼鏡式照準器であったことが確認できます。

またTBDデバステーター雷撃機が、胴体下部の魚雷に加えて両翼下に爆弾を抱えて飛んでいるシーンも間違えと言わざるをえません。実際のデバステーターは魚雷攻撃のときには、爆弾は装備しませんでした。

アメリカ海軍は映画『ミッドウェイ』の製作に協力したの?

本作の製作には、アメリカ海軍の海軍歴史センター (Naval History and Heritage Command)が終始一貫協力しています。同センターの所長・コックス提督(退役)は「「ハリウッド的」側面はいくつかあるが、この作品は今まで製作された海上戦闘に関する映画のなかで最もリアリスティックなものである」と語っています。

また脚本のウェズ・トゥックのおじいさんは海軍将校で、本作にも登場する「エンタープライズ」雷撃隊長リンゼー少佐と兵学校が同期だったそうです。

さらにキャストは役作りのために、アメリカ海軍からアドバイスを受けています。ニミッツ提督に扮したウディ・ハレルソンは、現役海軍少将からニミッツ提督の人となりについて助言を受けたばかりでなく、原子力空母「ジョン・C・ステニス」の航海にも参加しました。レイトンを演じたパトリック・ウィルソンも、元情報将校の退役海軍大佐と、レイトンや彼とニミッツの関係について語り合ったそうです。

映画『ミッドウェイ』のスタッフ

  • 監督:ローランド・エメリッヒ
  • 脚本:ウェズ・トゥック


本作の監督を務めたローランド・エメリッヒは、1955年、ドイツ生まれ。1990年代からハリウッドで活躍する映画監督です。SFやアクション映画のジャンルでスケールの大きい作品を発表し続けてきました。代表作は、『インデペンデンス・デイ』(1996年)、『パトリオット』(2000年)、『ホワイトハウス・ダウン』(2013年)です。

映画『ミッドウェイ』のキャスト

アメリカ軍、民間人

  • リチャード・「ディック」・ベスト / エド・スクライン: 海軍大尉、空母「エンタープライズ」爆撃隊副隊長
  • エドウィン・レイトン / パトリック・ウィルソン: 海軍少佐、米太平洋艦隊情報将校
  • クラレンス・マクラスキー / ルーク・エヴァンズ: 海軍少佐、空母「エンタープライズ」飛行隊長
  • ジミー・ドーリットル / アーロン・エッカート: 陸軍中佐、B25爆撃隊指揮官
  • ブルーノ・ガイド / ニック・ジョナス: 空母「エンタープライズ」飛行兵
  • ユージン・リンゼー / ダレン・クリス: 海軍少佐、空母「エンタープライズ」雷撃隊長
  • チェスター・ニミッツ / ウディ・ハレルソン: 海軍大将、米太平洋艦隊司令長官
  • ウィリアム・「ブル」・ハルゼー / デニス・クエイド: 海軍中将、ミッドウェイ海戦直前までの第16任務部隊司令官
  • レイモンド・スプルーアンス / ジェイク・ウェバー: 海軍少将、ミッドウェイ海戦時の第16任務部隊司令官
  • アーネスト・キング / マーク・ロルストン: 海軍大将、海軍作戦部長
  • ハスバンド・キンメル / デヴィッド・ヒューレット: 海軍大将、真珠湾攻撃時の米太平洋艦隊司令長官
  • ロイ・ピアス / アレクサンダー・ルドウィグ: 海軍大尉、戦艦「アリゾナ」当直士官
  • クラレンス・アール・ディッキンソン / ルーク・クラインタンク: 海軍大尉、空母「エンタープライズ」偵察隊パイロット
  • ジョン・フォード / ジェフリー・ブレイク: 映画監督、ミッドウェイ島で記録映画の撮影に従事
  • アン・ベスト / マンディ・ムーア: ディック・ベストの妻

ディック・ベスト役のエド・スクラインはテレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られるイギリスの俳優。映画では『トランスポーター イグニション』(2015年)、『デッドプール』(2016年)、『アリータ:バトル・エンジェル』(2019年)など、アクションへの出演が多いです。

エドウィン・レイトンを演じるパトリック・ウィルソンは、アクションからホラーやコメディまで何でもこなす実力派。最近は「死霊館」シリーズのエド・ウォーレン役が有名です。

日本軍

  • 山本五十六 / 豊川悦司: 海軍大将、連合艦隊司令長官
  • 南雲忠一 / 國村隼: 海軍中将、第1航空艦隊司令長官
  • 山口多聞 / 浅野忠信: 海軍少将、第2航空戦隊司令長官
  • 加来止男 / 嶋本叙也: 海軍大佐、空母「飛龍」艦長
  • 源田実 / ピーター・シンコダ: 海軍大佐、第1航空艦隊航空参謀
  • 藤田勇 / ヒロ・カナガワ: 海軍中佐、駆逐艦「巻雲」艦長
  • 青年将校 / 加藤龍太: 空母「飛龍」艦橋勤務の青年将校
  • 東条英機 / ヒロモト・イダ: 陸軍大将、太平洋戦争開戦時の日本の首相。

歴史に忠実ながら極上のエンタテインメント

この記事では映画『ミッドウェイ』の見どころ、あらすじ、歴史的考証も含めたネタバレ解説などを紹介しました。

映画『ミッドウェイ』は、歴史に忠実でありながら、エメリッヒ監督の演出も十分盛り込まれた巨大スペクタクルに仕上がっています。歴史好きばかりでなく、アクション映画のファンも楽しめる、極上のエンタテインメントと言えましょう。

1976年の『ミッドウェイ』とは、映画の作り方や視点がまったく異なりますので、あわせて観ると興味深いと思います。

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