フィルム・ノワールの定義
厳密な意味での「フィルム・ノワール」とは、1927年の『暗黒街』に始まり、1958年の『黒い罠』に終わるとされる、一連のハリウッド製の陰鬱な映画のジャンルです。
フィルム・ノワールの特徴
特徴としては、暗くふさぎ込んだ登場人物、汚職、刑事や探偵、大都市の陰鬱な側面といったことがあげられます。おおむね白黒映画で、時代設定は、作品の製作時期と同年代です。
サブジャンル
1960年代以降このような雰囲気を共有する映画は、「ネオノワール」と呼ばれます。
代表的作品
「フィルム・ノワール」の代表的な作品は、『マルタの鷹』(1941年)、『深夜の告白』(1944年)、『三つ数えろ』(1946年)です。
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