欧米の映画製作におけるアート・ディレクターの仕事
欧米の映画製作現場におけるアート・ディレクター(美術監督)は、美術部門においてプロダクション・デザイナーの直下に位置して、大道具・小道具や美術装飾、セット・デザイナー、セット・デコレーターと協力して働きます。
このようなアート・ディレクターの仕事の大半は、スケジュールや予算、品質管理など、美術部門における管理業務です。
さらにセット建築や特撮、SFXなどとの連絡も重要な役割の一つです。
プロダクション・デザイナーが兼任することも
自主映画など低予算映画では、プロダクション・デザイナーとアートディレクターが同一人物である場合も少なくありません。
また日本の映画製作でも、美術監督しかおかない場合が多いです。
→映画用語集へ戻る