売りに出されたのは、馬牧場にしようと2002年に購入した土地
コリンナ・シューマッハ(52歳)がこのほど売りに出した土地は「Sur le Moulin」と呼ばれるジュネーヴ湖近くの牧場です。
ミハエル・シューマッハ(52歳)がこの土地を約350万ユーロ(約4億5,537万円)の価格で購入したのは、彼が5回目の世界チャンピオンのタイトルを勝ち取る直前。奥さんのコリンナと静かに暮らす場所を探していたときのことです。
シューマッハ夫妻は屋敷を改装して、その近くに大きな馬牧場を開くことを計画していました。つい最近まで使用人やボディガードが目撃されており、牧場ではコリンナの馬が飼われていました。
もとは森に囲まれた製粉所だった
この土地にはシューマッハが購入する以前は製粉所があり、「Sur le Moulin」という名前はこのことに由来しています。
この約2万平方メートルの敷地が、587万ユーロ(約7億6,372万円)の価格で現在売りに出されています。不動産業者の宣伝では、「静かで安全な場所の特別な土地」だとか。
古い森の公園に囲まれた「Sur le Moulin」は緑が豊かであるため、馬牧場のほかに、ゴルフやクラシックカーのコレクションといった用途にも使えます。しかしながら、プールやテニスコートといった施設は、残念ながらあまり良い状態ではないそうです。
コリンナ・シューマッハは馬好きで有名
コリンナ・シューマッハはミヒャエルのスキー事故以来、彼の公式の看護人であるため、今回の不動産の売却もコリンナが行うようです。
馬好きで知られるコリンナは、動物愛護に熱心でありPETAといった動物保護団体の支援も行っています。2004年にはトルコの街・アンタリヤで路上に捨てられている馬の保護活動を行って注目を集めました。
さらにスイス・ジブランの馬牧場でコリンナはウェスタン馬術における競技の一種であるレイニング用の馬を飼育しています。彼女はここでトーナメントを主催するばかりでなく、積極的に競技に参加していました。
売却理由は不明
なぜこの土地が売りに出されたか、その理由は謎に包まれています。
シューマッハの療養費にあてる、彼のプライバシー保護を強化するなどさまざまな憶測がなされています。
今回売りに出された牧場の近くの屋敷では、ミハエル・シューマッハが療養しているとされ、彼の近況についても不明です。
マヨルカ島に移住か? ミハエルの今後に注目!
この記事では、今回売りに出されたシューマッハの土地やその背景について解説しました。
最近のドキュメンタリー番組では、より気候の温暖なマヨルカ島で生活する可能性も報じられたシューマッハ。回復状況とあわせて、今後の報道に注目したいですね!