巨大で繊細な映像を実現
アイマックスのシステムは、高解像度カメラ、大面積のフィルム、専用の映写機と映画館から構成されます。
アイマックスは通常の映画の35ミリや70ミリよりもさらに広い面積のフィルムを使って、巨大で繊細な映像を実現します。
画面アスペクト比は、シネマスコープより縦長の1.43:1または1.93:1です。
アイマックス映画
ハリウッドのスタジオで初めてアイマックスを本格的に採用したのは、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズの『ファンタジア2000』(2000年)でした。
映画監督ではクリストファー・ノーランが『ダークナイト』(2008年)以来積極的にアイマックスカメラを使っています。
さらに昔の作品やデジタルカメラで撮影された映像をアイマックス仕様に変換する方法も開発され、近年映画産業で積極的に採用されるようになりました。
アイマックス専用映画館
アイマックスを上映する映画館のスクリーンは通常の映画館よりも大きく、高品質映像と迫力のサウンドで臨場感のある映像を楽しめます。
世界最大のアイマックス・スクリーンはドイツ・シュトゥットガルト近郊レオンベルクにある44メートルx23メートルというものです。
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